表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/28

〜脱獄の計画〜

そして、脱獄計画は立て始めた。脱獄計画をたてるといってもこの三人だ。簡単に脱獄できるわけがない。ローズたち三人は、脱獄計画をたてるのを一度諦めた。

 この三人

 ライチ                 ただのバカ

 グラー苦伯爵        賢そうに見えるけどバカ

 ローズ             何もできない金持ち 

 ローズは実は金持ちのお嬢様なのだ。しかし、捕まった。一体何をしたのだろう。

 それは、ローズはエアーハンドガンを使って、ある獣を駆除しようとしていた。その獣とは、ダキツキケモノである。ローズは、ダキツキケモノをビービー弾で駆除しようとしていたのだ。そこに、警察がきた。警察の中でも特に偉い警視総監がきた。なぜ、このようなところに警視総監がいる?それは、ローズが犯罪を犯していることを知って、わざわざ来たのである。ローズは「めっちゃ」がつくほどの金持ちだ。警視総監が来るのぐらい普通なのである。

 警視総監は、ローズに近寄り

「ちょっと、お話いいかな。」

 と話しかけた。

 ローズは、それに

「ダメです。」

 と答えたが、警視総監はローズの手首に無理矢理この世界の手錠のようなものをかけ、ローズのことを捕まえた。この世界の手錠のようなものは銀色のスライムでできていた。それは少し気持ちが悪かった。

ローズは、

「やめて、やめてよ!なんなのこれ!つけたくない!」

 ローズはとても抵抗したが、その抵抗は無駄に終わった。

 それで、ローズは留置所に置かれ、裁判にかけられた。しかし、裁判の結果は、ローズは金持ちのお嬢様なため、禁錮十一ヶ月ですまされた。

(そのため、ローズは九十三ハーレムでここを出ることができる。まぁ脱獄するとなった今では関係ないことだが。)

 そして、ローズたち三人はもう一度、脱獄作業に取りかかった。

 まず、入り口を掘ろう。どんどん、入り口を掘っていこう。

 しかし、つまった。鉄筋コンクリートにぶつかったのである。

 今までは土だったのにどうしようと思った。

 ライチは

「どうすれば良いんだ〜」

 と言った。

 ライチが、

「ドリルとかが使えれば良いんだけどなー。」

 と話した。

 そして、ライチが

「まぁ、無理な話か。」

 とも言った。

それに対して、ローズが

「ドリル、いけるよ」

 と返した。

 グラー苦伯爵は、それに

「お前、ドリル持ってないだろ!」

 と言い同時に不思議がりもした。

 ローズは、

「だから、このポケットから、ドリルを出すんだよ!」

 と言った。

 また、同時にローズは、

「みんな、向こう、見ててね!」

 と皆に話した。

(ライチとグラー苦伯爵はこの時は、なぜこれを言われたのかがまだわからなかった。)

 ローズは、ドリルを出すためスカートを二回めくった。この作業は恥ずかしかったが、入り口を掘る上で重要なため、ローズは、

「これは、しょうがないな〜」

 と思ってした。スカートを二回めくった結果、一メートルぐらいのドリルが牢屋に現れた。

ローズはスカートを二回めくれば、好きなものを何でも出せるらしい。それを聞いたライチは、スカートをめくり、自分の好きなお菓子やジュースとかを無限に出し始めた。グラー苦伯爵は、それを羨ましく思い、すぐさまライチのところに行き、ライチと同様のことをし始めた。

 ローズは、何回もスカートをめくられ、

「きゃ〜!」

 と声を発した。

 その時、見回りの人が話しかけてきた。

「なんだ、うるさいぞ!そうだ!忘れてた!お前のところに一つ面会が来ている!会いにいけ!」

 と言い、ライチを指差した。

 ライチは、

「誰だ?」

 と思いながらも面会へ向かった。

 そして、面会が始めった。面会の相手はカイトたちだった。

 ライチは、

「カイト様!何のご用件で?」

 とカイトに話した。

 すると、カイトが

「君にこっそりあげるものを持ってきた。本当はここに持ってきては駄目だけれど。」

 ライチは、

「カイト様の贈り物、一生大事にします!」

 ライチは続けて、

「贈り物とは何ですか?」

 と聞いた。

 カイトはそれに、

「十センチぐらいのドリルだよ!」

と答えた。ライチは、ドリルはもう持っていたが、二個になるのはさらに便利なので、

 カイトに、

「ありがとうございます!」

 とカイトに話した。

 カイトは、そのドリルの使い方を説明してくれた。それをライチは聞き、ライチは遂にこのドリルが使えるようになった。

 ゆきは、クッキーを今回ライチに作って来てくれた。

「ライチさ〜ん!クッキー作りましたよ!ちょっと食べないですか?」

 と言い、クッキーを一つあげた。

 ライチは、

「ありがとう!いただくよ!」

 と感謝を伝え、クッキーを一つ食べった。

 そして、ライチは

「美味しいよ!」

 叫んだ。

 ライチは警備の人に

「うるさい!」

 と言われ、そして、

「もう二度と叫ぶな!」

 とも言われた。

 それにカイトが、

「大丈夫か?」

 と話したのでライチは

「カイト様、大丈夫です。」

 と答えた。カイトは、それに

「そうか」

 と答えた。

 ゆきは、ライチが

「美味しいよ!」

 と叫んでくれたことがとても嬉しかった。なぜなら、自分の料理を大声で褒められたのだ。嬉しいに決まってる。

 ゆきは、

「これ、あげるよ!」

 と言ってクッキーをライチに手渡した。

 面会は、これにて終わった。

 ライチはクッキーとドリルを持ってここを去った。

面白ければ、ブックマーク評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ