〜家族が一人増えるらしい〜
カイトは、
「終わったな」
と思い、天を見上げた。
だが、カイトは諦めなかった。なぜ、そう思ったのか。
カイトのハーレム値はもちろん戻ってこない。
しかし、ハーレムをすることによって少しはハーレム値が増えるからだ。つまり、何事も前向きに考えようということである。
カイトは前向きに考え、
「落ち込んでいてもしょうがない」
と思った。
それで、カイトは早速ハーレム値を集めることにした。
カイトは、薫に膝枕をしてもらいながら、楓とゆきと恋人繋ぎをしていた。そのおかげでハーレム値が四百も増加し、合計四百になった。
それをみていた海賊の奴らたちが
「おいお前ら、何イチャついてるんだよ!勝負が終わったからって、すぐイチャイチャすな!」
と言ってきた。
カイトはそれに対して、
「別にいいだろ!これが俺の普通なんだ!」
と返した。
カイトは
「分かったよ!ごめん!やめるからさ!その代わり一つ提案をのんでくれ!良いだろ!お前ら剣道で負けてるんだからさ〜」
と提案を出した。
その提案とは、カイトと海賊の不戦条約というものだった。海賊はすんなり受け入れた。なぜなら、海賊がカイトを狙った理由はハーレム値をたくさん持っているカイトであって、そのハーレム値がほとんどないカイトには用無しなのだ。そして、他の国民にはハーレム値が高くないので、攻撃される心配がない。それで、カイトと海賊には不戦条約が結ばれた。これで町は平和に戻った。
不戦条約を結んだ後、突然銃使いのライチが
「俺を弟子にしてください!」
と話しかけてきた。
カイトは、
「はっ!」
と答えてしまった。銃使いのライチがなぜそんなことを言い出したのかが不思議に思ったのだ。
しかし、もう一度カイトは
「なんで弟子になりたいの?」
と聞いた。
銃使いのライチがそれは、
「勝負に負けたからです!」
と言った。
銃使いのライチが
「お願いです!弟子にしてください!」
カイトが
「住み込みで働くならいいよ!」
と言ったら、本当に来てしまい住み込みで働くことになった。
カイトは銃使いのライチにあることを言った。
「ねぇねぇ銃使いのライチ、これからはライチって名前にしなさい!銃使わへんのに銃使いって言ってるのおかしいからね。これが、初めての師匠命令な!」
ライチはそのカイトの言葉を
「ははぁ〜お師匠様、師匠命令ありがとうございます!」
と頭を下げた。
カイトが
「やめて、頭を下げなくて良いからさ、これから家族になろうよ!」
それにライチが
「分かりました、仲良くさせてください!」
と言った。
こうして、カイトたちに家族という仲間が一人増えたのである。
カイトたちは、家へ帰る事にした。そして、家に着いた。だが、問題が発生した。家が狭すぎるのだ。弟子のライチがやってきたことで狭かった家がより狭く感じた。この家は、二人ぐらいで暮らす様の家だ。しかし、五人で暮らすには狭すぎる。だから、カイトたちは森の別荘に住むことにした。
カイトたちは、森に移動するため、それぞれ部屋で準備をしていた。しかし、カイトは靴下を片方なくしてしまった。靴下はこの世界では、超高価なため、無くしたくないのだ。超高価なので、カイトは靴下を一点しか持っていない。カイトたちは、靴下を部屋中探し回ったが、見つからなかった。カイトは諦め、靴下を片方だけ履いて出かけることにした。
森へ出かけるため家を出発した。カイトは靴下ショップを曲がった。カイトは靴下ショップを曲がりながらも
「自分のハーレム値では買えないな〜」
と思い、残念がった。
その後、路地を曲がり、本屋に着いた所でハーレムバトルが起こった。というかカイトがハーレムバトルを仕掛けたのだ。なぜなら、靴下が欲しかったからである。カイトは、靴下が欲しいあまり同じ靴下を履いている人を見て、ハーレムバトルを仕掛けたのである。
そして、勝負は行われた。
カイトは勝負をした。
それで、勝負の開始のスタートの合図を楓が言った。
「よ〜い、初め!」
それに、カイトと
「俺のハーレム値を見ろ!俺のハーレム値は四百だ!」
相手が
「俺のハーレム値は三百だ!どうだ!」
と二人が同時にハーレム値を出した。その結果、カイトの方がハーレム値が大きかったので、カイトはこの勝負に勝った。カイトは、片方の靴下をもらうことにした。相手は、靴下がなくなってとても困っているようだった。
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