〜ベイドンと電気屋さん〜
その後、カイトたちは家に着いた。カイトは家に着いたらすぐしたいことがあった。
それは、ベイドンを食べることだ。もらったベイドンはうどんのカレー味のやつだった。家はキングベットしかないので、キングベットの上でベイドンを食べることにした。
一口目はこぼさず食べれた。
落としたら大変だ。シーツにもし落としでもしたらカレーベイドンはとれない。
二口目も落とさず食べることができた。
もう一回いうがシーツにもし落としたらカレーベイドンはとれない。
三口目を食べた。
しかし、シーツに少し落としてしまった。
落としてしまったところが少しシミになった。
カイトはシミを消そうとウェットティッシュを持ってきた。ウェットティッシュでシミの所を消そうと思ったがなかなか消えない。このカレー染みはとても厄介だ。そして、カレー染みには食器用洗剤が役に立つと聞いたことがある。
方法は、以下の通りである。
一、ぬるま湯でシミが付いた部分を洗う
二、食器用洗剤をシミに馴染ませる
三、優しくもみ洗いをする
四、ぬるま湯で洗剤を洗い流す
五、二〜四を繰り返す
六、洗濯機で洗う
カイトは、この方法を使ってカレー染みを落とすことすことにした。しかし、カイトの家には洗濯機がない。そして、キングベッドのせいで置くスペースもない。どうすればいいだろうか。
カイトは、洗濯機がないとダメだと思い、一人で洗濯機をまちの電気屋さんに買いに出かけた。まちの電気屋さんに入ると、おじいちゃんの
「いらっしゃい」
との声が聞こえ、
「もうあと三日で閉めるから」
との声も聞こえた。
そこにもうすぐ引っ越すのかガムテープと謎の発泡スチロールの箱があった。
「もうすぐ引っ越すんですか?」
とカイトが話すと、
「そうじゃよ」
とおじいちゃんが答えた。
「カイトがもう一つ質問いいですか?」
とカイトの話に
「よいよ」
と言い、
「それはなんじゃ」
とおじいちゃんが聞くのに
「その質問っていうのはね、謎の発泡スチロールの中身の事だよ」
とカイトは答えた。
すると、おじいちゃんが
「それだけは教えれん!」
と言った。
カイトは
「え、商品じゃないの?」
と疑問に思った。
結局、発泡スチロールの中身は分からないままだった。
それから商品を見ていた。
二時間も見ていた。
その時、事件は起こった。
カイトがコケたのだ。
そして、コケたところがあの謎の発泡スチロールの目の前だった。
カイトは、発泡スチロールの箱を踏んでしまった。その結果、発泡スチロールの箱が割れ、たくさんの写真が出てきた。なんの写真なんだろうか。あれだけ隠していたぐらいだから、キャバ嬢との写真とかに違いない。しかし、写真は妹の写真であった。
なぜ、妹の写真を隠さなければいけないのか。それは、おじいちゃんの妹は、戦争中に病死したため、満足な治療を受けれなかった。その為、妹は亡くなってしまったのだ。そんな妹の形見になるのがこの写真なので、おじいちゃんはあれだけ隠していた。それをおじいちゃんから説明された時は、カイトは泣いてしまった。
カイトは洗濯機を買う作業に戻った。どの洗濯機か迷う。迷ったのでオススメを聞いた。するとドラム型洗濯機がオススメだそうだ。これならキングベットの上にもなんとか置けそうだ。
「よし、これにしよう!」
とカイトはいい、洗濯機がいつ持ち帰れるか聞いた。」
すると、おじいちゃんが
「洗濯機は早くて三日後に届けることができるんじゃよ」
と返してくれた。
カイトは
「ありがとうございます、じゃあ三日後でお願いします」
と返事をし、洗濯機の代金である四百ハーレムを払った。カイトは十万九千二百ハーレムになった。
「ありがとうございました、ではまた三日後!」
とカイトが話すと
おじいちゃんも
「じゃあな」
と返事をした。
カイトは家に帰って三日が経つのを待った。すると三日というものはすぐに経つものでスカホをしていたり、寝ていたりするともう三日たった。
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