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2 草原の令太

その清らかな心を現すような純白のワンピースを身にまとい、

ツバの大きな麦わら帽子をかぶる、ブロンドの髪の少女。

 最近知り合ったばかりの、凄木令奈(すごくきれいな)だった。

 彼女は紳士クンの通う国立エシオニア学園の生徒会長である(すご)木令(くきれい)の妹であり、

実は紳士クンと同じように、男の身でありながら、

令の陰謀で女の子としてエシオニア学園の女子部に入学させられてしまったのだ。

 本名は(すご)木令(くきれ)(いた)

 男とはいえ、その顔つきは姉である令と瓜二つの美しさを備え、

スラッとのびる手足に、華奢な肩、しなやかな腰つきを持ち合わせ、

少女と表現してなんら差し障りない器量を備えている。

 紳士クンが妖精のような愛くるしい

可愛さを持つ女の子(のような男の子)と例えるなら、

令太は女神のような神々しい

美しさに包まれた女の子(のような男の子)と例えるべきか。



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