7/10
7
「その人の給与を君が知れば、その人が君より多くサラリーをもらっていようが、そうでなかろうが君にとって、それは、マイナスにしか働かなかったと思うんだ。
君をよく知る僕は、間違いなく、そうだったと思うよ」
確かに、そうかもな…と俺は呟くと、
彼は、「本、面白かったよ。貸してくれて、ありがとう」と言って帰って行った。
ある都会で、一台のバンが走っていた。
男二人が乗っていた。
彼らの、仕事用車で、その日の仕事は、それまで快調そのものだった。
「その人の給与を君が知れば、その人が君より多くサラリーをもらっていようが、そうでなかろうが君にとって、それは、マイナスにしか働かなかったと思うんだ。
君をよく知る僕は、間違いなく、そうだったと思うよ」
確かに、そうかもな…と俺は呟くと、
彼は、「本、面白かったよ。貸してくれて、ありがとう」と言って帰って行った。
ある都会で、一台のバンが走っていた。
男二人が乗っていた。
彼らの、仕事用車で、その日の仕事は、それまで快調そのものだった。