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12話

いえーい!みんなまってたー?人によっては待ちに待ったシーンかも_(:3」∠)_ 

 やはり少し心配だな、様子がおかしかったし、何かあったのかもしれない

 

 「美雪?」


 部屋をみるといないようだ・・・あれ?どこいった?

風呂にもいないしリビングにも、キッチンでアイスを食ってるわけでもない、あれ?おかしい・・・


「美夜?美雪みなかった?」

「? いえ、みてませんけど」


「じゃあなにか言ってなかった?さっきなんか元気なかったし・・・」


「いえ、特になかったですけど」



 おかしいなぁ・・・外か?




 玄関をみるとモールで買ったサンダルがない、外に出たのか・・・っていや!外かなり雨降ってるぞ?やっぱりおかしい!


 「美夜!ちょっと外いってくる!すぐ戻るから!」


 傘を差して外に出ると結構な雨だ、あたりはもう結構暗いし、アイツ何やってんだ!


 にしても心当たりなんかないぞ・・・こっちにきて日も浅いし、思いつくのは三上さん家か・・・あとは三上娘のほうがお供えしてたっていう祠?とかだけど、祠の位置は知らないし・・・


 とにかく三上さん家にいって聞いてみるか



 インターホンを押すと、三上母が出てきた


 「あれ?白井さんじゃないか、こんな時間にどうしたの?」

「ココの家に蛇神様きてませんか?」

「えぇ?来てないと思うけど・・・何かあったの?」

「いえ、さっき急にいなくなっちゃって、こちらの家に来てなかったかなと思いまして」

「う~ん、恭子に聞いてみればなにか分かるかもしれないわ、恭子~~~!!!」


「はぁ~い」


 少しして三上娘が出てきた


「あれ?白井さん、何かありました?」

「家の蛇神様なんだけど急にいなくなっちゃって・・・こっちに来てないかなと思ったんだけど・・・」

「えぇ?家には来てないと思いますけど・・・」

「他に行ってそうな場所あんまり知らないんだけど・・・どこかないかな? 前に祠がどうこうって・・・」

「あぁ、祠なら家の裏手を少し行ったところの山道をのぼっていけば着くと思いますけど・・・」

「ありがと!お礼には後日伺います!」

「あ!ちょっと!」


 三上さん家を飛び出して裏に回る・・・あれか!

急にいなくなって何してんだアイツ!


 山道は道幅も広くなく、デコボコしているし雨で足場も悪い、暗く視界も悪いのでかなり危険だ

でもなんかおかしかったし、誰にも言わずに出て行くなんておかしいし、とにかく探すしかない


山道は途中から更に険しくなっていく・・・、くっ・・・なんだって急にいなくなったりなんか・・・


 ふと思い当たるのは夕方のやり取り・・・あれまでは普段と同じだった・・・美雪も軽口を叩いていたしあれぐらいならと思っていたんだが・・・


 いや、考えていても仕方がない、とにかく先に進もう・・・


 のぼり始めてからかなり経ったのではないだろうか・・・時間の感覚が曖昧だ・・・あたりは殆ど見えないし、とっさに持っていたスマホを懐中電灯代わりにしていたのだが、電池も残りわずか、両手の指では数えられないくらい転んでしまっているし服はもうドロだらけだ・・・、アイツにあったら謝らないといけないな・・・




 あっ!これがか!・・・・やっとついた・・・


 恐らく山頂上付近だと思うが、祠にしてはかなり大きめだ、扉で見えないが中は三畳か4畳ぐらいではないだろうか・・・、古くはなっているがかなりしっかりした作りだ・・・


 祠の扉越しに様子を伺ってみる・・・

雨音に遮られていて良く聞こえないが、誰かがズビズビとすすり泣くような声が聞こえるような気がする・・・


 「美雪?」

「っ!」


 やっぱりいた!

 扉を開けると、中は真っ暗だが足元には水が滴っており、美雪はずぶ濡れの状態であることが伺える


「美雪・・・僕が悪かったなら謝るよ、ごめん」

「うるさい!人の気も知らずに!おまえさまなんてどっかにいってしまえばいいのじゃ!」

「本当にごめん、こんなに傷つけてしまうだなんて思わなかったんだ、僕に出来ることならなんでもする、許してほしいとも言わない、だから話だけでも聴いてくれないかい」

「うるさい!心配なんてしてなかったくせに!好きでもないくせにおなごに抱きつくような男のことなどしんじられるか!おまえさまなんてダイッキライじゃ!」




 「・・・・・・・・ほぅ?」




 声のした方向に近づいていくとうっすらと美雪が見える・・・いたな

体育座りのようにしていた美雪を床に押し倒すと騒ぎ始めた


「ぎゃっ!なんじゃ!やめろ!どっかいけ!」


 うるさい口だな・・・・・・塞ぐか


「んン!」


 一通り唇の感触を味わうと口を離す

「お前はオレが好きでもない女に抱きつくような男だと思っていたのか?」

今度は口付けだけでなく舌も入れる、両手は暴れて邪魔なので押さえ、股の間に足を入れて動けないようにする、こっちだって怒っているんだ、これぐらいしてもバチはあたるまい

「んん!んン~~!」


 美雪も最初はしばらく抵抗していたようだが次第に大人しくなったようだ、手足に力が入っていない

口を貪るのをやめて熱を持った首筋に吸い付く

「ひゃん!な!なにを「お前のやっていたことだろう?、大人しくしていろ」


 首の良く見える位置にキスマークを残し、オレのモノだという印をつける、美雪がやってくれたことだからやってみたが・・・これはいいな、思ったより興奮する、すこしだけ満足した、まぁすこしだ、ほんのすこし、もうこの程度で満足するところは通り過ぎた・・・


 腰に手を回しながら耳元で話し続ける


 「好き勝手言ってくれたが言いたいことならこっちにだって山ほどあるんだ、オレがどれだけ我慢したと思ってる、髪を上げてうなじは出すわ体の線が出るような服は着るわ風呂には連れ込むわ、薄着で部屋はうろつくわ夜は寝ながら抱きついてくるわ、朝起こすときに両手を伸ばして起こしてアピールはしてくるわ、普段着のまま庭で水浴びを始めたときはかなり堪えたぞ?何度襲ってやろうと思ったか・・・、お前は気づいていなかったようだがな」


 「な!じゃあ何で冗談なんて「あんなところでおっぱじめる訳にいかないだろう?誰かにみられたらどうする、それともそういうのが好みか?」

「そ!そんな訳ない!」

「そうか、まぁそんなのはこの際どうでもいい、ココなら人も寄りつかんだろうし、みられる心配はない」

「みられるって何「なぁ美雪、今夜は泣いて叫ぼうがやめてやらんからな」






 結局この日は一晩中ヤってやった、行為を終えると朝日が昇っていたのをよく覚えている。


 かーなり頑張りました、ちゅーまでしかしてないし、セーフなハズ!

運営様に怒られたらマイルドにします_(:3」∠)_

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