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10話


「これで取り付けは終わりですね、何かあったらご連絡頂ければと」

「はい、ありがとうございました」




 先日モールで注文した家具や家電が届いた、う~ん、この家も結構生活感が出てきたかな・・・

この家に来て一週間、こっちの生活にも慣れてきた。

 美雪は何かとかまって貰いたがるし、美夜はカルガモのヒナのように四六時中くっ付いていた、

ひとりっことしてはかなり新鮮で、毎日飽きることがない、田舎の生活っていうともっとゆったりとしているものを想像していたが、これはこれで悪くない。


 「よし、じゃあ結構いい時間になってきたしお昼にしようか」

「はい、にーさま」

「うむ」


 今日の昼ごはんはどうしようかな、夏だしそうめんとかがいいかな・・・

冷蔵庫からきゅうりとオクラを出し、鍋でお湯を沸かす、沸かしている間に食材を切っておく、お湯が沸いたらそうめんとオクラを茹でる、茹でてる間に器をだし、つゆと氷を入れておく、茹で上がったそうめんを氷水でしめて器に盛り、切ったきゅうりとオクラをのせて出来上がり、うん、おいしそう。


「はい!じゃあいただきます!」

「「いただきます」」


 そうめんのつるつるっとした食感ときゅうりにオクラのシャキシャキ感が合わさって・・・


「う~ん、おいしい」


 ふたりも気に入ったようで、夢中になって食べているようだ・・・



「「「ごちそうさまでした」」」



 昼過ぎはだいたい各自が自由に過ごす、美夜は僕と一緒に縁側の隣の部屋でお昼寝、美雪はだいたいテレビゲームをしている、国産の有名RPGゲームがお気に入りらしく先日も仲間のモンスターを育ててはニヤニヤしていた。


 そのハード結構古いヤツなんだけどな・・・、まぁ本人が満足しているのだからそれでいいんだろう。

そのうち新しいハードも買っておいてあげようかな。






 夕飯は焼肉丼にした、暑い夏はスタミナがないと乗り切れません、まぁ涼しいは涼しいんだけどね、田舎だし・・・、

まぁ今日は結構汗かいたし、このままお風呂でも入ってこよう・・・



 と、思っていたのだが・・・


「おや、おまえさまもはいるのか?」


 

 脱衣所にあったのは一糸纏わぬ美雪の姿だった・・・

一瞬見蕩れそうになったが鋼の精神力で耐えることに成功・・・

まずったな、風呂の時間とか決めてなかった、これは失敗


 まぁ次回から時間を決めるようにすればいいか、今日は彼女に譲ることにしてとっとと退散しよう


「あ~ごめん、確認すればよかったね、僕は後ではいーーーッ!!」


あ!あたってる!背中に!柔らかい感触が!

美雪が後ろから抱きついているみたいだ、これは結構まずい


「あのーっ!美雪さん?放してもらっても?」

「後でと言わず一緒に入ればいいではないか」


 いやいや、いいではないか、じゃない!

ってか力つよいな!全然振りほどけないし、なんか絡まってきてる気がする!

だれか!だれかたすけて!


 「にーさま?」

「美夜!たすけて!」


危なかった・・・、美夜が来てくれなかったらどうなることかと


「にーさまも一緒にはいるんですか?」


あっこれダメなヤツだ・・・






 風呂には3人ではいった、頭を洗い合うぐらいまではなんとか大丈夫だったのだが、ふたりとも段々とエスカレートしていったのか、やれ自分が背中を流すのだとか、じゃあ私は前を洗いますとか・・・


 結局湯船の中でふたりに抱きつかれたところで僕は鼻から大量の血を流しながら意識を手放した



「にー(おまえ)さま!?」





君たち・・・ちょっと過激すぎやしませんかね・・・



あんまり詳しく書きすぎると運営様に怒られそうだったので表現はマイルドにしました、詳しく読みたいひとはワッフルワッフルと書き込んでください

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