表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
300/398

小説家になるための量稽古→量質転換の時、物語る者の集合的無意識の一部になる

 最近、「ビブリア古書堂の事件手帖」の第一話を読んだり、映画「氷菓」を観たり、西尾維新の「非終伝」を読んでいました。


 小説家になるために、何度も作品を書き上げる必要があるという話はしたと思うが、やっぱり、何らかの質的向上というか、張り巡らせた伏線を見事に回収するような技術が必要なようです。


 そのために、何度も物語を書き続けて、物語の意外性、面白い展開を書けるようになることが必要です。

 何度も書いていると、もしくは傑作を読むことで、その面白い展開の書き方が徐々に分かってきます。


 何度も書いていると、書きなれてくるというか、自分の作品と傑作の間の差が見てくるというか、徐々にそれらの作品の要素を自分の作品に取り込めるようになってきます。


 リゼロじゃないけど、タイムリープを繰り返していれば、同じ事を繰り返していけば、必ず技術的に向上していくし、量稽古→量質転換の時を迎えるのじゃないかと思います。


 だから、小説家のデビュー作品というのは何かの作品に似ている。

 どこかで訊いたような話になる。

 実はそれが物語を物語る者の資格を得たことになる。

 物語というのは過去の物語の再生、焼き直しであり、作品はその物語の歴史の一部になる。

 小説家になるということは、物語る者の集合的無意識の一部になるということなんでしょうね。


 映画「氷菓」など観て凄いと思うのは、全ての伏線が最後に全て回収されて、意外な真相が明かされます。

 そんなに突飛な物語ではないけど、そこがいいというか、王道というマンネリというか、そういう物語を語る型のようなもの修得することが小説家への道だろうね。


 よくある物語を意外な切り口で語る、新鮮な口調で語ることが重要なんだろうなと思いました。

 僕の言ってることが理解できたら、小説家の道に一歩、近づくと思います。


 確か、この号が「小説家になるための戦略ノート」の300号になると思うけど、ようやく道半ばという気がします。

 未だに十万字の作品を二作品しか書いてないし、先は長そうです。 

 


岡田斗司夫ゼミ10月21日号「もののけ姫その1~知ったら見方が変わる3つの秘密。1. 腕の呪いの正体、2. 隠れたエロ描写と一夫多妻制、3. なぜあんなに美しいんだろう?」

https://youtu.be/7Npqxf4q0e0



 アシタカの腕の呪いの秘密のが面白いですね。



2018/10/28

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ