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古代人を導いた神の声、炎上は右脳の暴走が原因?

 『脳の呪縛を解く方法』(苫米地英人著、KADOKAWA)という本を読んでいたら、面白い仮説が出てきた。

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 『神々の沈黙――意識の誕生と文明の興亡』(ジュリアン ジェインズ (著), Julian Jaynes (原著), 柴田 裕之 (翻訳) 紀伊國屋書店)という本に古代人は意識を持ってなくて、右脳と左脳の分かれた「二分心」というものを持っていたという仮説です。

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 意識がないので言葉も生まれてなくて、どちらかというとうめき声、音楽、リズムに近いもので、未発達の意識である左脳と無意識の右脳が対話しながら生きていたようです。



 それで、無意識の右脳から神の声が聴こえてきて、それに導かれて生きていた。昆虫や動物が本能に導かれて生きているのと同じ状態です。


 これは現代で言えば、統合失調症に近い状態で色々と考えさせられる仮説です。

 

 無意識の右脳から神の声はシャーマンなどのお告げであるかもしれず、精神病における親や他人に言われたことが右脳から聴こえるということかもしれない。


 となると、統合失調症とは、その声が自分を苛むのから逃れようとして左右の脳の接続を切ってしまった状態ではないかと推測されます。


 話は変わりますが、ネット炎上などを見ていても、そこまで道徳観を持って他人を批判しなくてもいいのにと思うことがあります。


 これって右脳に刷り込まれた他人の声、正義とか倫理の暴走のように感じます。


 その人の不満が正義の名を借りて批判に繋がるのですが、不倫などの場合、奥さんが許してくれた時点で、他人がどうこういうものではないと思います。


 それが政治家などの公職なら仕方ないとは思いますが、ベッキーなどのタレントの場合、好感度高い、倫理があるイメージだから仕方ないとは思いますけど、僕らの人生と何も関係ないと思います。


 ただ、CM降板して、テレビ自粛はこれも政治家同様、影響力があるので仕方ないとは思いますけどね。


 生物学的には男、オスの本能として子種をばらまくという遺伝子的ものが元々あるらしいので、実は仕方ない面もあります。


 女性がフリーの場合はフランスのように婚外子に対する制度をつくって、甲斐性のある男性の場合、一夫多妻制を認める方法に舵を切った方がいいですね。


 不倫がいいとまでは言えないですが、実態としてはブログとか見ても不倫ブログ多数だし、ばれない不倫、愛人的な男女関係は多いと思います。




 後日談ですが、この脳の話を某小説の感想欄でしたところ、このネタですでにSF小説が書かれてるようです。


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投稿者: 坂崎文明 [2016年 06月 12日 12時 40分] ---- 男性


良い点

とても不思議な物語で面白かったです。


一言

古代人の意識がない時代には、右脳と左脳が分かれていて、右脳の声があたかも神の声だったという仮説を思い出しました。


右脳に刷り込まれた親や社会の声がうるさくなりすぎると、それを遮断して左脳だけで引きこもる。


それによって精神病が現れるのかなと思ったりしました。


垢のついた夜食 [2016年 06月 12日 21時 42分]


感想ありがとうございます。

それを題材にしたのは、確か山田正紀氏の小説にあったような。

石川啄木が出てくる奴。


「幻象機械」ですね。

http://novelcom.syosetu.com/impression/view/ncode/867529/kanrino/3908069(リンク切れ)

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幻象機械 (中公文庫) 文庫 – 1990/10 山田 正紀 (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4122017513/



浮遊 単行本 – 2016/3/11 高嶋 哲夫 (著)

https://www.amazon.co.jp/dp/4309024475/



「浮遊」も脳の話らしく、なかなか面白そうです。




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