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テンプレと二次創作からはじめる、エタらない小説の書き方考察、ビジョン先行型天才の「孫正義」氏の予告編【追記あり】

ちょっと、テンプレと二次創作の話を書き忘れてたので、ラストに1500文字ほど追記しました。


最近、ドラマが面白すぎて、学ぶべき物も多いのですが、ありふれたネタをどう料理するかでヒットコンテンツは作れるんだなと感心しています。


2018/8/5 17:52

https://www.alphapolis.co.jp/novel/771049446/375169170/episode/1195652

ベストセラー作家になるための後天的<文化資本>獲得法、ビジョン先行型天才の田中角栄編

http://ncode.syosetu.com/n4163bx/153/


複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫

http://ncode.syosetu.com/n4416co/



 前回、後天的<文化資本>獲得法の田中角栄編を書いたのですが、次回はスティーブ・ジョブスの話になると書きましたが、実は田中角栄、松下幸之助、スティーブ・ジョブスの正当な後継者としての「孫正義」を語らないとダメかなと思い、図書館で『あんぽん』という孫正義伝を借りてきて読んでるところです。


 日本は人口減少、低成長時代になっていますが、時代の変化の中で日本人のニーズを掴んでのし上がっていったのが、孫正義氏です。


 アメリカではいち早く工業化社会から情報化社会へのIT革命が進んで、アップルのスマホ、アマゾンなどが誕生しましたが、日本は工業化社会から情報化社会への転換が遅れて、アップルのスマホ、アマゾンに電気通信業界、出版業界などがガタガタにされてしまいました。


 孫正義氏のソフトバンクはiphoneを日本に導入した張本人ですが、自身はそれを逆手にとって、世界企業へとソフトバンクを押し上げました。


 ということで、次回は急遽、ビジョン先行型天才の孫正義編になる予定です。




 ちょっと、最近、12月に完結予定の「複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫」を、ちょこちょこ更新してるのですが、なろうの作家さんと話していて、エタらない小説の書き方、プロットの立て方というものはないのかな?という話になりました。


 その方はキャラクターを練り込んで、最終話のプロットを決めて、何とかしてそこに辿りつくような感じで書いてるようでした。



>プロット (物語)


プロット (英語: plot) とは、ストーリーの要約である。プロットはストーリー上の重要な出来事をまとめたものであり、重要な出来事とは、後の展開に大きな影響を与える出来事である。すなわち、プロットは出来事の原因と結果からなる。ここでいう原因と結果とは、例えば「犬が歩く。棒にあたる。動物病院に運ばれる。治療を受ける。回復する」といったことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88_(%E7%89%A9%E8%AA%9E)



 僕の場合は最終話が見えてる場合と、見てない場合があって、その話の結末が見えて来ると書けるようになるというか、まあ、当たり前の話なんですが、最終話のプロットが見えてても、途中が見えなくて書けない、エタってしまうことがあります。


 そもそも、なろうにおいては自分は人気作家でもない訳ですし、実はエタるとか時間がかかるということはあまり気にする必要もないんですね。


 内容的にもテンプレ的で、どこかで読んだような二次創作じゃないか?と思うような作品を書いたとしても、実はそんなことも気にする必要もない訳です。



 プロ作家でも、もう生きてるうちには完結しない作品を抱えている人は多いので、アマチュアである自分がそこまで考える必要もない訳です。


 逆にネタに詰まって盗作まがいのことをすることは避けた方がいいですね。


 ということで、時々、中断したり、エタりながらも、いい潮時で完結させていけたらなあと思います。


 最初から完璧主義に陥らずに、とにかくやってみる。最後までやり遂げることができたらいいのではないかと思います。


 完璧主義というのは日本人の長所でありますが、それが行き過ぎると短所にもなります。


 例えば、部屋の掃除ができないくて、なかなか取りかかれない場合がそうです。

 とりあえず、はじめてしまって、最終的に程々に綺麗になればいいんです。


 テスト勉強などでも、最初に参考書を完璧にマスターしてから、過去問題をやろうとすると、時間がいくらあっても足りなくなります。


 過去問題からはじめて、テストにでる最小限の勉強をするのが合格への早道なんです。


 無駄な勉強しすぎるという完璧主義が行き過ぎると、毎年、試験浪人になる怖れがあります。


 つまり、小説においても、50%の出来からはじめて、最終的に80%ぐらいに仕上がっていったらいいんですね。


 そういう風に考えて、気楽に楽しみながら書いて行こうと思います。




 それと、書き忘れていたのですが、テンプレと二次創作はやはり、創作の基本かと思います。


 絵画なども、模写トレースからはじめるのがいいということだし、試験勉強を過去問題からはじめるのと同じように、面白い作品を真似る、何となくそんな作品を目指すというのがいいように思います。



 僕も「複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫」のラストは、押井守の攻殻機動隊シリーズの「イノセンス」のような話にしたいと思って書きはじめました。



イノセンス

http://anime.geocities.jp/koukaku2029/Innocence/



 もう会えないかと思っていた人に会えるというお話で、再会の喜びというテンプレです。


 それと、刀撃ロボットゲーム小説ということで、人工知能のAIが人間に取って替わる恐怖なども描きたいと思いました。


 まだ、そんな話は書いてないですが、秘かに伏線は張ってます。

 ただ、ラストにならないと分からないんですが、作者の頭の中には設定があって、最後にちらっと出てきます。


 この最後にちらっと出てくるというのは、ジャイアントロボ「地球が制止する日」という作品で、最後にどんでんがえしがあったりして、びっくりして、この展開のテンプレを使ってるんです。


 実は第二章でも使ってるけど作者にしか分からないネタですが。


 つまり、Aという作戦は陽動作戦で、実はBということを知りたくて仕掛けた作戦であり、仕掛けた相手の奮闘でA作戦は未然に防がれたけど、Bの作戦的には成功だったというテンプレです。


 この二段構えのお話に僕はびっくりしました。

 これどっかで使ってやろうと思ってた。



ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9C_THE_ANIMATION_-%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%8C%E9%9D%99%E6%AD%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5


 


 攻殻機動隊では全身義体化(サイボーグ化)された身体を持つ主人公の草薙素子(脳だけが生身)と、タチコマと呼ばれるAI搭載の思考戦車に知性、意識、心が宿るというテーマがこの作品全体を貫いたりしています。



 高度に発達した魔法は科学と区別がつかない(西尾維新さんの英雄シリーズに出て来る言葉)という表現がありますが、高度に発達したAIは人間と区別がつかない、ということが将来、起こりうるかもしれません。

 これもテンプレ化の応用です。



西尾維新さんの英雄シリーズ

http://kodansha-novels.jp/1204/nisioisin/index.html



 これは物語の背景に流れるテーマで、今の時代、こういうこと↓が言われてるので、近未来の現実的な話かもしれません。


ロボットや人工知能の進化は人間の仕事を2025年までに奪い尽くすのか?

http://gigazine.net/news/20140808-ai-robotics-and-future-job/



 このテーマを背景に持ってきて、次回作の新作「刀撃ロボットゲーム小説」に繋げていこうかなと思ってるので、シリーズもの、長編を書くためにはテーマも必要かなと思います。


 そういう意味では二次創作もいいと思います。


 だから、テンプレというのはなろうのそればかりではなく、物語のパターンだったりします。


 典型的なものは昔話で、auの三太郎のCMがついにソフトバンクのCMを今年、抜きましたし、僕もあれは面白いなあと思いました。

http://www.au.kddi.com/pr/3taro/?bid=we-we-tpsd-0037



 物語の基本設定というのもテンプレかもしれません。


 例えば、桃が川に流れてきて割ってみたら、竹が光っていて割ってみたらという風に、【異常な誕生】というひとつのテンプレがあり、それが英雄とか、美しい姫の伝説に根拠を与えたりします。

 


 多くの物語を読んで、その中で自分が面白いと思ったものをテンプレ化して、自分の小説に生かしていく。


 そういう意味でテンプレ(なろうも含む)や二次創作の学習も役に立つと思いますが、くれぐれもそのままパクって盗作にならないようにしましょう。


 ちゃんとアレンジして全く違う物語に仕上げる。

 その物語の感動を記憶しておいて、その展開を上手くアレンジしてテンプレ化しましょう。

 

 たぶん、面白い物語を読んでそれを上手くテンプレ化できる人が、人気作家になると思います。


 自分が感じた感動を読者に知ってもらいたいというのが物語を書く動機なんだろうから。


 こんな面白い物語を考えたんだけど、みんなにも読んでほしいという気持ちが作品を書かせる原動力になっていくと思います。


 

 次回は「ベストセラー作家になるための後天的<文化資本>獲得法、ビジョン先行型天才の孫正義編」の予定です。



 

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