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すいみん

作者: 北本てつ

ずうっと眠っていましてね。

たまに、寝言かな?言うんですよ。それが余りに自然に言うもんだからこっちも返事したり相槌打ったりするわけですよ。でもね、本人は寝ているんですよね。


こっちが独り言言ってたみたいで恥ずかしくなるやら腹立たしいやらで、なれるまでに苦労しましたよ


まあ、彼は睡眠こそが幸せの姿さ。なんて嘯いてましたから、これで良いのかもしれませんね。



「本日はありがとうございました。」


面白い記事になると思ったがそれほどインパクトのある内容にはならなそうだな。。。

それにしても、最後のあの表情、諦めなのか疲れなのか分からない、もしかして悟りだろうか?


文章なんかよりあの表情を収めた写真があればよっぽど説得力があるのだが。。。






やれやれ、この人は本当にいつになったら起きるんだか…


ふすまを閉める音がかすかに部屋に響いた。



ふと、男は目が覚めて呟いた


おっと、時間じゃねえか。



男はまた瞳を閉じた。


幸せそうに眠りに落ちた。

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