第4話。逃げ
呼んで下さりありがとですっ。
にゃーw
「姉ちゃん、深呼吸して。」
泣きじゃくる姉ちゃんに言った。
俺は姉ちゃんの横に座った。
姉ちゃんは俺と距離を取り、座り直してる。
俺はタクシーの中に戻ってタバコとライターを
取りに行った。
ついでにタクシーが動くかエンジンをかけてみた。
かからない。エンジンはかからない。
俺はタバコとライターをもって姉ちゃんの横に座ってタバコを吸った。
「タバコちょうだい。」
姉ちゃんが言った。
姉ちゃんにタバコを吸わせた。
「姉ちゃん、タクシーが動かない。警察がきたら大変な事になる。ここから山道を歩いて逃げよう。」
「歩けない。」
「足をケガした?」
「歩きたくない。ここで警察を待つ。」
「そんな事したら捕まってしまう。逃げよう。」
「やだ。」
「姉ちゃん、君はヤクザも敵に回してるんだ。逃げないと。警察が君の事を守ってくれるとは思えないよ。君の腕の注射あとがあるから、だから君も捕まる。俺と逃げよう。」
姉ちゃんは、黙ってタバコを吸っていた。
2人は夜の山道で選択を迫られていた。
「姉ちゃん、名前なんて言う?俺は沢田博。」
「玲奈。」
「玲奈、逃げよう山道を下ろう。」
「助けを呼んだがいい。」
「そうかもね。でもこんな状況で助けてくれるヤツいる?」
「いる。彼氏が助けてくれる。
私のスマホがタクシーの中にあるはず。」
「俺がとってくるよ。」
タクシーの中にスマホが有った。
「姉ちゃんあったよ。どんな彼氏だよ。フツーこんな状況だったら彼氏でも助けてくれないよ。」
「アンタより彼氏の方がよっぽど信頼出来る。」
「信頼は出来るだろうけど、人、殺しちゃったんだよ。冷静で入られるか。その彼氏。」
次回もご期待くだちゃいませませ。
にゃーw




