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明日の天気  作者: 野口つかさ


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4/5

第4話。逃げ

呼んで下さりありがとですっ。

にゃーw

「姉ちゃん、深呼吸して。」

泣きじゃくる姉ちゃんに言った。

俺は姉ちゃんの横に座った。

姉ちゃんは俺と距離を取り、座り直してる。

俺はタクシーの中に戻ってタバコとライターを

取りに行った。

ついでにタクシーが動くかエンジンをかけてみた。


かからない。エンジンはかからない。


俺はタバコとライターをもって姉ちゃんの横に座ってタバコを吸った。

「タバコちょうだい。」

姉ちゃんが言った。

姉ちゃんにタバコを吸わせた。


「姉ちゃん、タクシーが動かない。警察がきたら大変な事になる。ここから山道を歩いて逃げよう。」


「歩けない。」


「足をケガした?」


「歩きたくない。ここで警察を待つ。」


「そんな事したら捕まってしまう。逃げよう。」


「やだ。」


「姉ちゃん、君はヤクザも敵に回してるんだ。逃げないと。警察が君の事を守ってくれるとは思えないよ。君の腕の注射あとがあるから、だから君も捕まる。俺と逃げよう。」


姉ちゃんは、黙ってタバコを吸っていた。


2人は夜の山道で選択を迫られていた。


「姉ちゃん、名前なんて言う?俺は沢田博。」


「玲奈。」


「玲奈、逃げよう山道を下ろう。」


「助けを呼んだがいい。」


「そうかもね。でもこんな状況で助けてくれるヤツいる?」


「いる。彼氏が助けてくれる。

私のスマホがタクシーの中にあるはず。」


「俺がとってくるよ。」


タクシーの中にスマホが有った。


「姉ちゃんあったよ。どんな彼氏だよ。フツーこんな状況だったら彼氏でも助けてくれないよ。」


「アンタより彼氏の方がよっぽど信頼出来る。」


「信頼は出来るだろうけど、人、殺しちゃったんだよ。冷静で入られるか。その彼氏。」







次回もご期待くだちゃいませませ。

にゃーw

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