第1話。始まり
読んで下さり有難うございますっ。
俺はタクシー運転手。
バツ一、子なし。
51歳。
この事件に巻き込まれてから
第一人称が変わったと思う。
たぶん。
明日は俺、生きてるのか。
タクシーの前はトラック運転手。
の前は土木工事。
この3つの仕事しかした事が無い。
子どもはいるが、向こうについていった。
子どもは成人している。
嫁と別れたのは
嫁が疲れたからだそうだ。
別れ話を切り出され
好きにしろ。と
言ってしまった。
この事件に巻き込まれるまでは
毎日、後悔していた。
別れ話を切り出された日に戻って、嫌だと言いたい。
別れたくない。僕を1人にしないで。
と言いたかった。
今は、そんな余裕なんて無く
明日、生きてればいい。
そんなように思うようになった。
人をあやめてしまったし。
正当防衛だけど。
いつか警察に捕まれば
たぶん
正当防衛。
か情状酌量されるはず。
カッコつけたかったんだ。
自分の人生を。
自分の人生に価値を付けたかったんだ。
あの日、タクシーを飲み屋街に停め客を待っていた。
ドレスを来た飲み屋の姉ちゃんがクリスマスの帽子を手に持って走ってきた。バックミラーで見た姉ちゃんは慌ててた。その姉ちゃんを乗せたのが全ての始まりだった。飲み屋の姉ちゃんは、慌てた様子で、黒金町一丁目に言って下さい。そう言った。いい客だ。
利益が出やすい距離だった。13万プラス歩合給だからいい客と思ってしまった。その姉ちゃんを乗せて黒金町に向かうと後から、あきらかに着けている車がいた。
「お姉さん、着けられてますよ。」
「すいません。撒いてくれませんか。」
ふふっ。
ふふっ。と思ってしまった。
「安全の為シートベルト付けてください。」
次回もご期待ください。
唐揚げの衣無しバージョン♪




