そして誰も居なくなった
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです（BGMのみ）。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル：そして誰も居なくなった
私たちはシェアルームして
みんなで一緒に楽しく生活していた。
人数は4人。
みんな仲の良い友達で、
うち2人は私の昔からの幼馴染。
もう1人は高校の時からの友達で、
今じゃみんなと仲良く
打ち解けあって、
まるで幼馴染の様に暮らしてる。
でもそんなある日。
急に楽しかったはずの毎日に変化が。
「あれ？美代子、どこに行ったの？」
美代子の姿が見えない。
何時になっても帰ってこないで
連絡の1つも寄越さず、
みんな一緒に心配して居た。
「美代子ぉ…」
心配して居た最中、
「あれ？？美穂も居ないじゃん！？」
もう1人も居なくなっちゃった。
「ちょっとどこ行ったのよ2人とも！」
アケミと一緒に2人を探しながら
夕暮れ近くなっても全然帰ってこない。
「ねぇアケミ、私も向こう探してくるから、あなたこっちをお願い」
私たちは手分けして、
2人の行方を追った。
でも…
「アケミ！？アケミ〜！」
アケミも居なくなっちゃった。
お互い携帯電話を持って探して居たのに
何度連絡しても連絡がつかず、
アケミからの連絡も全く無い。
「な…何なのよこれ…」
日常が一気に、非日常に変わった気分。
こんなことってあるの…
私は寂し過ぎて
部屋の中の空間を見つめる。
するとその空間の中に
闇の様なものが出来、
私は自分からそちらへゆっくり歩き、
そこに何かパラダイスの様な
ものがあると信じ、
心の底ではみんなの行方を追って居た。
（現実に）
警察1「ここに確かに住んでたんですね？」
管理人「ええ、女性が1人」
警察1「それがもう何年も前だと？」
管理人「ええ」
警察1「じゃあ、あの電話は一体何なんだ？」
その日の朝早く、警察に、
「これからこの世を去ります。出来れば私を探して、助けて欲しい…」
と女性の声で連絡があったと言う。
初めは悪戯かと思い、
そのままスルーされそうだったが、
その女性の声があまりに
リアルで悲壮な感じもし、
とりあえず警察は電話の発信場所である
この部屋に捜査で来て居た模様。
しかしこの部屋は今空き家で、
持ち主は居ない。
警察は過去の事件を洗ってみたが、
この状況に該当する事件は見つからないまま。
迷宮入りとなり、
今も未解決の事件となっている。
管理人「…社会に出て友達がみんな散り散りになっちゃって、あの人はずっと孤独にあった様ですね。何か少し、心を病んで居た様子はあったかもしれません」
管理人は彼女の様子を知って居たようだが、
もう何年も前の話であり、
アパートの住人もみんな変わって居たので、
警察がすぐ彼女の輪郭や生活歴、
その内情を知る事はなかった。
しかしその後、数年たっても
彼女の存在は管理人のほか誰も知らず、
その事件の内容を知ることもない。
警察はその点に新たな不審を覚え、
少しこの事件捜査を続行する姿勢を見せて居た。
管理人が人知れず所でぽそりとつぶやく。
「あんな彼女の様な人、他にも沢山居るんだろうなぁ…」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=CpBJdBaETfI
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
