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戦う生産職  作者: 雷炎
王城編

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一月経ちました

あの後[壱ノ太刀]とやらを確認して見たんだがこれ凄く便利だ。[壱ノ太刀]は『隠密』[瞬歩][抜刀][一閃]の4つの能力を組み合わせて使っていた技が一纏めになっていて、前は

『隠密』発動してから[瞬歩]しながら[抜刀]して[一閃]と頭の中で一々工程を思い浮かべながら身体を動かす必要があったのにこれは[壱ノ太刀]発動と考えるだけでいい。例えるならゲームでコンボを考えながら発動していたのが一度の操作で自動実行してくれる様になった感じだ。

にしてもこんな事をポンとやってのけるフレムさんは何者なのだろうか。


『確認しました。対象の略歴を開示します。

個体名フレム=ホムルード、元王国近衛騎士大隊隊長にして『焔の剣聖』の2つ名で知られる達人です。少なくともレベルは700を超えており職業(ジョブ)は『炎剣帝』…剣士系統特殊職業(ユニークジョブ)の保持者。冒険者ギルドにおいて世界でも数少ないSSSランクの資格を持つ。氷害の害神【マンネンヒョウ】の討伐時に国一つを覆う雪雲を斬り裂いたことから『晴天を呼ぶ者』とも言われている。』


勝てないわけだ。つか、何でそんな人が新人教育なんかしてんの?


『どうやらレベル上昇による寿命の引き延ばしに限界を感じた様で後任の育成に力を注いでいる様です。』


成る程な。

そんな人に貰った技なんだからしっかりと弍ノ太刀、参ノ太刀も作り出して行かないとな。


〜1月後〜


あれからなんやかんやあって一ヶ月経ちました。と言ってもその間やった事と言えばダンジョン潜って魔法やスキル鍛えて創造して錬金してと今までやった事と変わらないのでカットだ。どうもあの勇者の試練ってダンジョンは入る度に侵入者のレベルに応じて敵が強くなる仕組みの様だ。騎士団の人達に聞いてもそんな事は無いらしいから恐らくこれは俺たち異世界人限定の特別使用なのだろう。

そして今の俺の成果がこちら。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【名前】ソウタ=マツヤマ

【種族】人族

【年齢】16

【職業】刃創士

【レベル】108


【魔力】 129600/129600

【物攻】 108000

【物防】 64800

【魔攻】 75600

【魔防】 54000

【俊敏】 86400

【運】 30


【称号】

《異世界の創造刀士》


【加護】


【スキル】

職業(ジョブ)

『改造Lv5』『構造理解Lv4』『フルレシピLv-』


源流(オリジン)

『創造Lv-』『叡智之王(ソロモン)Lv-』


特殊(ユニーク)

『言語理解Lv-』『進化Lv8』


上位(エクストラ)

『魔刀剣術Lv8』『二刀流Lv3』『舞闘術Lv6』『元素魔法Lv2』(new!)『迅雷魔法Lv1』(new!)『氷河法Lv1』(new!)『万能生活魔法Lv極』『雷耐性Lv9』『解析Lv6』『隠蔽Lv4』『魔力眼Lv.1』(new!)『四元耐性Lv7』『無限収納Lv8』


通常(ノーマル)

『付与魔法Lv7』『光耐性Lv8』『付与耐性Lv5』『引率Lv5』『俯瞰Lv6』


【技能】

[一閃][抜刀][瞬歩][纒成装][乱刃][壱ノ太刀][飛刃剣](←new)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ステータスインフレがやって参りました。


もうあのダンジョンなんなの?色々調べたけど30レベル超えたあたりから雑魚敵は少なくとも10、ボスなんか20以上は上の敵しか出ないとか頭おかしいんじゃねーの?特にボス!レベル100超えると挑めなくなるから上がる前最後に戦った【機械神形 エクス・マキナ】お前こっちがレベル94〜97なのにレベル157とか何考えてんの?しかも今まで戦ったボス(暴走陣(タイラントルーン)以外)無限湧きさせて統率組ませて襲わせるとか生きた心地がしなかったわ!

バカなの?死ぬの?死にかけたわ!

創造で割と高性能の武器(特質級(ユニーク)レベルの)作ってなけりゃ開始5分で全滅してたね。


んでそんな気の滅入る事は置いといて楽しい話をしよう。

なんと俺たち異世界勇者御一行はレベルが100を超えたら城から出て旅に出る許可が与えられるそうだ。何でも見聞を広めてより多くのスキルや魔法を身につけてもらうためだとか何とか色々言ってたけど城の中で上げられるレベルが100までだからなのもあるんだろうか?多分あるだろうな。

そして旅に出るなら一般常識は教えたけど無一文でほっぽり出すのもどうかと思うので国から色々支援がある様だ。

まず個人用の武器や防具。これは城の宝物庫に勇者専用の武器等が封印(・・)されているそうなのでそこから貰う。

次に冒険者ギルド等各種ギルドへの推薦書、これがあれば各種ギルドでCランク以上の能力があると判断されるらしい。勿論国がその勇者について調べてから渡すので戦闘職の奴らが錬金術ギルドや商業ギルドの推薦書を貰う事は出来ない。(俺みたいな例外もいるが)

最後に金についてはギルドの銀行を利用しろとのことだ。推薦書を使ってギルド登録をすれば各人の講座に1年間は生活できる程度のお金が国から振り込まれるらしい。ただしそれ以降は自分で稼げとのこと。


こんな感じで他にも沢山あるけど諸々の準備を整えたら俺たちは遂に城から旅立つことになった。

次回主人公たちの旅立ち!


…50話目でようやく旅に出る異世界召喚ものの話があるそうですよ(目そらし)

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