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戦う生産職  作者: 雷炎
王城編
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帰還方法

「王様、一つよろしいですか?」


「ん?なんだね?」


「先程王様は言いました今は(・・)帰すことは出来ないと。と言うことは一定の時間が経つか、なんらかの条件を満たせば帰れると言うことですか?。」


「ふむ、君はなかなか賢い子のようだね。その通りだ。ある一定の条件を満たせば君達は帰れる。」


「その条件とはなんですか?」


「その条件とは近い未来に復活する魔王から力を奪うことで君達は帰れる。」


「魔王から力を奪う?

一体どうやるのですか?」


「なに、簡単なことだ。君達が魔王を滅ぼすか封印すればいいのだ。

千年前の勇者達は魔王を封印した時に手に入れた邪神の力を用いて元の世界に帰還したそうだ。」


「その力を奪うにはどうすればいいのですか?その、邪神の力なんて使ったら俺達も危なさそうなんですけど。」


「うむ、そもそも千年前の勇者達はどうやって封印したのかと言うと魔王から邪神の力の源たる魂を抜き出してこの「イルス」そのものに縫い付ける形で封印を行なったのだ。

それにより抜け殻となった魔王そのものに蓄積された力は邪神の意志が抜けたことで純粋な神の力、いわゆる『神力』になったので、これを元いた世界と繋がりのある勇者達が使うことで下位世界から特定の上位世界に繋がる道を作って帰ったそうだ。」


「と言うことは、どちらにしろ帰りたかったら魔王を倒すしかないのか。

と言うわけだけどみんなどうする?」


俺が尋ねると全員黙りこくった。


普通ここはテンプレ的に学級委員あたりが綺麗にまとめてみんなが賛同していくと言う流れなのだろうが、うちのクラスは団結力があっても行動力がないからこう言う時は遅々としてすすまないこだ。


こうなったら頼れるのは先生だが、我らが担任はさっきから虚空を見て笑っているところから大方ステータスの存在にでも気付いたのだろう。

あの人意外にもオタクだったらしい。


結果やるしかないと十分ほど経ってから決まったのでようやく次に進めそうだ。



会話が多くてすみません。

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