剣星との模擬戦
戦闘回です。
戦闘描写は苦手なのですいませんが短めです。(−_−;)
「さて、こっからは俺と3対1で模擬戦をやって貰う。ああ、ここにある武器は鉄製だが全ての武器に『付与:鈍』がついてるから例え眼に当たろうが脳天かち割ろうとしようが決して相手を傷つけないから安心しろ。
あと俺は使わないが、スキルも好きに使っていいぞ。
…では、模擬戦開始!」
模擬戦開始と同時にクロが暗殺者特有の隠密系スキルを発動させたのか姿をくらまし、スピードの速い俺が斬り込んでミヤが俺を追うように大槌を構えて走り出す。
「さあかかってこい若造ども!年寄りの本気を見せたるわ!」
「あんたこの世界では若いだろ!
[抜刀][光刃][一閃]!」
初撃の威力と速度を上げる[抜刀]からの[光刃]で武器の切れ味を上げて[一閃]を放つ。
が、師匠は当たり前の様に躱しておれの胴目掛けて剣を振る。
「[ダブルスタンプ] !」
そこに割り込む形でミヤが一撃で二回攻撃できる物理法則とか色々ガン無視の大槌の技能を放つ。
ギィィィィィィィン!
訓練場に鈍い音が響き渡る
「うわっ!」
金属製の大槌二つ分の威力の攻撃を与えたのに逆にミヤが吹っ飛ばされた。
「はっはっは!どうしたその程度か?」
「まだまだぁ!『舞闘術』」
おれはミヤを弾いた際に開かれた師匠の胸に向けて右斜め上から袈裟斬り刀を振るが、当然の様に躱されるのでその勢いのまま右足を軸に足を捻って一回転しながら蹴りを師匠の腰に叩き込む。
普通じゃ絶対にできない様な事でもこの体なら軽々と行える。
「うぉう⁉︎危ねっ!」
躱されはしたが師匠の体が大きく揺れた。
そしてちょっとでも隙を作ればそこに来るのは…
「《付与:死》『致命の暗殺撃』」
戦闘開始からずっと身を隠してたクロによる不意打ちだ。
斬!
「うおぉぉぉぉぉ⁉︎死ぬぅぅぅぅぅ⁉︎」
クロによる不意打ちを今までにない程焦って師匠が避ける。
でも良いんですか?そんな完全に体制が崩れたら次の一撃はどうあがいても躱せませんよ?
「[蓄電]完了だ!いくぞ!」
「補助するぜ!『加速補助』」
雷エネルギーを溜め込みまくってバチバチと光輝いている大槌を構えて突っ込むミヤに対して敏捷を強化する風魔法でアシストを行う。
「はあぁぁぁぁぁ![雷砕撃]!」
「しまっ…」
ドオォォォォォォォォン!!!
まるで雷が落ちた様な(実際雷魔法で電気エネルギーを溜め込んだ物を放ってるから似た様なもの)音が訓練場に響きわたった。
訓練場を煙が満たす。
「…やったk「「おいバカやめろ!」」…悪りぃ。」
「とりあえず部屋の換気だ。《換気》」
風魔法で煙りを散らして見えてきた物は…
無傷の師匠だった。
「まじかよ。」
次回は今回出たいくつかの魔法や技能についての説明です。
…ちょっと(一方的な)戦闘するかも
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