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戦う生産職  作者: 雷炎
王城編
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地理と種族

王女っぽい人……もう王女でいいだろ。

王女様の言った一言でようやく落ち着きを取り戻したクラスメイト達は、また騒ぎ出した。

五月蝿いからどうにかして落ち着かせようとしたその時、騎士団長が叫んだ。


「静まれ!」


その一声で不自然なまでに場が静まり返りった。


王女様が前に進み出て来て話し始めた。


「みなさん!まずは落ち着いてください。今この場では説明することが多すぎるのでこちらが用意した部屋で詳しい説明をさせていただきます。」


そう言って王女様に案内されるまま、俺達は玉座の間のような所にやって来た。

そこには王様っぽい人がいて、みんなが揃ったところで話し始めた。


「ようこそ異世界の勇者諸君。私はこの世界「イルス」の人族の国「トルク王国」国王トルク三世である。聞きたいことは多いと思うが、まずはこちらの話しをさせていただこう。まず…」


王様の話しをまとめるとどうやらこう言うことらしい。


まずこの世界の名前は何度かでたように「イルス」と言うらしい。

イルスには五つの種族が共存しているらしい。

まず今俺達がいるこの国に多く住む「人族」

次に西隣の国「ユグドラ」に多く住む「森人族」通称エルフ

エルフそうエルフである。ファンタジー必須の種族エルフである。

耳が長く長命で男女共に美男美女が多いのはこの世界でも同じ様である。


次に「ユグドラ」とは反対側の東隣の国「ヘパイト」に多く住む「鉱山族」通称ドワーフ

こちらもエルフと同じ様に褐色肌に小柄な背で職人気質というのはこの世界でも同じ様である。


次にこの国の北側の国「ビスト」に多く住む「魔獣族」通称獣人族である。

獣人族はこれまたエルフやドワーフ同様に犬、猫、兎となんでもござれといろんなのがいて、区別するのが面倒だからということと、元々魔獣という知性がある魔物の子孫だから魔獣族というらしい。


最後にこの国の南側の国「ウィザ」に多く住む「魔法族」通称魔族である。

こちらは普通と違い、別に邪神を崇めているわけでもなければツノや羽が、あるわけでもない。純粋に人族より魔法に長けているから魔族である。


この他にも龍人族や、小人族と言った種族もいるが、そいつらは隠れ里なんかに住んでいて滅多に会えないそうだ。


そしてここからが本題、何故俺達を召喚したのかというと、もうすぐ復活する魔王を倒して欲しいそうだ。


魔王というのは魔族の王ではなく魔物の王だそうだ。魔物とはこの世界のあちこちに蔓延る種族で何千年もの昔に現れた邪神と名乗る物が一人の人間に宿って魔王になり、種族問わずあらゆる生物にその力を植えつけて魔物に作り変えたそうだ。

そして、最近千年前に召喚した勇者に封印して貰ったその魔王の封印が解けそうなのでもう一度封印するか討伐して欲しいそうだ。


「ふざけんなよ!」


話がひと段落するとクラスメイトの一人行山慎吾(いきやましんご)が怒鳴った。


「お前達の勝手な都合で俺達を呼び出すんじゃねぇ!元の世界に帰せ!」


この行山のセリフに多くのクラスメイトが頷いていた。


確かに勝手な都合で異世界なんかに呼び出されたらたまったもんじゃない。

だが、こう言う場合このセリフに帰ってくるのは…「残念ながらそれは今は無理だ。」やっぱり…ん?


「どうしてだよ⁉︎召喚が出来るなら送還も、出来るはずだろ!」


行山がそう言うと王様が


「我々の使う召喚術というものは、上位世界に穴を開けて下位世界に人を落とす物だからだ。次元に空いた穴は直ぐに閉じる上に、仮にまた開いても何処の世界に繋がるかは、わからないので帰るのは今は不可能なのだ。」


「そんな⁉︎」

「それじゃあもう二度と家族に会えないのか!?」


クラスメイト達が、ざわめく中で俺は今の会話に疑問を持ったので王様に質問してみることにした。


長ったらしくてすいません。

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