39.人化魔法lvMAX(笑)らしいですよ
「はあ…はあ…あっ!…ギルド長!」
そういって俺の前に突然と現れたのは全身に電気をまとったレミだった。
いや…さすがにそこまでして早く来なくても…ってやっぱりすげえな。俺と戦ったときより早かったぞ。これも雷神の加護のおかげか?まあいいや。てかレミは雷神が自分に加護を与えられていることは知っているのだろうか。
まあ今度聞いておこう。そんなことよりもなぜレミが早く来たかだ。つってもなんとなく予想できるけど。
「え?もう終わったのですか?ギルド長は?」
「あそこにいるよ。ギルド長にとって見られたくない姿だろうけど。」
「え?」
そういって俺は気絶したギルド長のほうを指す。
レミはギルド長がなぜ倒れているのか。なぜ試合が終わっているのか。まさかアカツキがギルド長を倒したのか?とでも考えているのだろう。
そんなのレミが困った顔のような驚いた顔のような顔をしていればわかる。多分レミはアカツキがギルド長にぼこされると思って早く来たのだろうが…
「何が…起きたのですか…?」
「見りゃわかるだろ。ギルド長が俺に決闘するぞ!なんて言ったから返り打ちにしただけだ。」
「いや…そんなのわかってますよ。なんであの剛鉄と言われた人を気絶できたのかって聞いたいんですよ。」
いやだからふつうに返り打ちにしただけだっていってんじゃん…
「いや、別に俺が強かっただけなんじゃねえの?最初は苦戦してたけどね。なんとか…勝ったよ…#いい試合__だまして勝利__#だったよ。」
驚くと思っていたがレミの顔は冷静のままでため息をついてこういった。
「はあ…流石ギルド長が認めた?おとこですね。まあ私はちょっと気に入りませんが…。」
「師匠に向かってなんて口だ。礼儀から教えるべきかな?」
「そういうところですよ…。まあ私は1か月後の決闘に向けて鍛錬を積みます。」
1か月後かぁ…正直のところ雷神の加護を持っているレミ相手はちょっときつい。
まあいいや。後のことは後に考えよう。完全にダメ人間みたいだがそもそも人間じゃなかったわ。
フラッ
その現象は突然起きた。
10回転したあとのように視界がぐるぐるとし、倒れそうになった。
「くっ」
「?大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だ。」
はたから見ると明らかに大丈夫じゃない顔と口調で俺はそう答えた。
なにが起きたかわからなかった俺だがすぐに思い出す。
(なんかデジャヴ…ああ!そうか!このふらふらは…MP切れ!?)
そうおもい自分のMPを見た。
名前:アカツキ
種族:魔王ヒューゴブリン
Lv:34/999
HP:6223/6223
MP:121/2999
おいおいおい!さっき確認したときは2000台だったじゃねえか!
なにが起きた?と思っていると左腕に違和感を感じた。
(うそだろ…まさか…)
最悪の事態だということがわかり焦る。
ちらっと左腕を見た。
(なんか全体的に緑っぽくね?)
そう。人化を発動する前のような体になっていたのだ。
そして俺は察する。人化魔法LVMAXだと?
そう。人化レベルMAXの効果は永遠と人間に変身できる。とあった。
しかし重要なことが書かれてなかったのだ。
(MP消費…)
サイクルとしてはこうだろう。
さっきMPをみた時は2000台だったのに急に今減った。
つまり一定時間、10時間ぐらいか。それぐらいたつと一気にMPが減る仕組みなのだろう。
そう考えていると、左腕のみだったのが右腕も緑がかってきたのだ。
(真面目にやばい!)
「マナ!ちょっと来てくれ!」
「え?なに?」
ポム召喚!
「わんわん!」
「ポム!とりあえず人がいない場所に行ってくれ!」
そう俺が言うと、ポムは体に生えた翼をパタパタと羽ばたき、空に浮かんだ。
「ちょっ!どこいくんですかぁ!」
「すまん!急用思い出した!後でもどる!」
レミは混乱した顔でおれを見る。お前さっきから感情変化しすぎだろ!と思ったが原因俺でした!
そんなことを考えているうちに王国はもう見えなくなっていた。
「なに?どうしたの急に」
「後で説明するから…」
完全に緑かかった俺の姿を見てマナは察したかのような顔をする。
そんなこんなでまた考えなさないといけなくなった俺はそろそろ心が砕けそうになった。
名前:アカツキ
種族:魔王ヒューゴブリン
Lv:34/99
HP:6223/6223
MP:23/2999
状態:めまい
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