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9話 初遭遇

ちょっと投稿が遅くなりました。

すいましぇん。

困った・・・どうしたもんかな?


いきなり何を言ってるのかと思うんだけど。

今どうしたらいいかが分からない。

とりあえずは、どういう状況かを考えてみよう。

目の前にはゲームなどで見る冒険者っぽい装備した4人組がいた。

女1人に男が3人、女と男1人が怪我をして男2人が剣をこちらに向けている。そのうち1人は10代の男の子だ。

ん~どうしてこうなった?



~30分前~



転生して3日経ちました、私はスキルをちゃんと使えるように結構頑張っていた。

最初に見つけた木の根元にある穴を拠点に魔物生活をエンジョイしていた。

まぁLVやスキルを上げる事しかやっていないけどね。

そのおかげで結構上がりました。


<獣族 野狐(ヤコ)F- LV5

 名前 なし

 HP 50/50  +15

 MP 100/100  +30

 攻撃力 45  +15

 防御力 35  +15

 魔法攻撃力 70  +30

 魔法防御力 65  +30

 素早さ 70  +30

 ユニークスキル [サポート]

 スキル 火魔法LV5 結界魔法LV4 突進LV3 固い爪LV2 固い牙LV3 

 耐性 恐怖耐性LV2 苦痛耐性LV3 毒耐性LV2

 称号 【転生者】  >


どや、頑張ってるでしょ?

えっ?毒耐性があるって?

・・・まぁ美味しそうなキノコって食べたくなるよね。


それよりもステータス結構上がったでしょ。ほめてもいいのよ?


<マスターは凄いです。>


うん、ありがとう。

(ホントにほめられた。)


そう言う訳で私も頑張ったんだよ。

主に経験値は兎の小さいのと大きいのだ。

他にも狼っぽい奴(最初のやばい奴じゃない少し小さい奴)や、鹿っぽい奴に熊っぽい奴がいた。

どれも、遠くからしか見てないけど今の私じゃ勝てないと思って兎しか手を出してない。

だって自分から挑んでやられたらタダのバカじゃん。


そして今日もレベル上げ、もとい食料探しに行きますか。

今となってはもう慣れたものでこの辺のマップも大体埋まって来ている。

そろそろ遠くに言って見ようかな?


『おい!大丈夫か!』

『ええ、大丈夫。少し噛まれただけよ。』

『母さん早く後ろに行って!』

『ちぃ!数が多すぎる!』


・・・なんか聞こえた。

人の声だよね~、なんか戦ってるみたい?ちょっと言って見ようかな?


近づくにほどに戦いの音が大きくなっていく、時より大きな音がするのは魔法かな?

その場につくとやっぱり人がいた。

戦っていたのは狼の群れだ。1,2,3・・・13匹か多いなぁ~しかも狼の死体が6匹ある。

どう見ても、あの人達このままだと死んじゃうよね。


「くそっ!なんでこんなことに!?」

「うるせい!ごちゃごちゃ言ってないでちゃんと戦え!」

「わかってるよ。アランは大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ。」


禿げたおじさんと20代のお兄さん、後は10代の男の子に後ろにいる中年女性が必死に戦っていた。


「っ!!アラン危ねぇ!!」

「えっ?うわぁ!」


あっ、お兄さんの方が男の子をかばって狼に噛まれちゃた。

おじさんが助けたけど、あれはもう戦えないな。


「デニス!大丈夫か!?」

「くそ!腕が!」


噛まれた腕を押さえながら答える。

うわ~痛そ~。

どうしようかな、助けた方がいいよね?

とりあえず狼のステータス確認しようかな。


<獣族 ウルフF LV3

 名前 なし

 HP 50/50

 MP 20/20

 攻撃力 45

 防御力 40

 魔法攻撃力 15

 魔法防御力 15

 素早さ 30

 スキル 固い爪LV2 固い牙LV2

 称号 なし >


一番強いのでこれかな?

なんか弱くない?私の方がランク低いのに。

とりあえずは、数が多いけど何とかなりそう。

まぁ、一緒に攻撃されても嫌だし結界魔法であの人達を囲っていよう。

さっさと結界を作る。


「なんだ!?」

「これは・・・結界魔法?そんな誰が?」


おじさんと女性が驚いている。

そりゃあいきなり見えない壁ができたら驚くよね。

じゃあ早いとこ片付けよう。


とりあえず、いきなり攻撃ができなくなって戸惑っている狼達に全力の火魔法を使う。


ボオオォォォー!!


豪快な音をだしながら、狼達を覆う。


「ガウゥ!!?」


突然の事に戸惑いながら火に覆われていく。


<獣族 野狐LV5がLV6になりました。>

<火魔法LV5がLV6になりました。>


あっレベル上がった。ついでにスキルも。

だけど、今のでかなり減ったな~。

13匹だったのが今は4匹しかいない。


「「ガルルル!!」」


残った狼達が私を見つけて威嚇してくる。

そんな事を気にせずに火の玉を1匹にぶつける。


「キャン!」


それで当たった狼は火だるまになってその場に崩れ落ちる。


「ガウ!」


残った狼が一斉に襲いかかってきた。

結構遅いね。

まぁ、素早さは倍あるからね~。


私は軽く攻撃を回避して近くの狼を尻尾で地面に叩きつけるように叩く。

えっ?尻尾で攻撃になるのかって?遠心力をつけて火魔法の火を纏った尻尾ビンタが痛くないわけがない。


「ギャン!」


そのまま地面に倒れて動かなくなる。


「ガウゥ!?」


狼が動揺してるな~あんなに居たのにもう2匹しか居なくなったしね、まぁそりゃそうだろうね。

と言うかなんで逃げないの?


<この魔物は仲間意識が強いようです。>


サポートさんが教えてくれた。

なるほどね、仲間がやられて怒ってるみたいだ。

それで逃げないのか、いい奴らなんだね。

でも私も死にたくないしやるけどさ。


「ガウゥ!!」


そんな事を考えていたら攻撃を2匹同時に仕掛けてきた。

また私は軽く回避する。

その後、距離を取り火の玉を2匹に撃つ。


「キャン!」


2匹の狼は何の抵抗もできずに火だるまになりその場に崩れ落ちた。


<獣族 野狐LV6がLV7になりました。>


おぉ、また上がったよ。

まぁとりあえず、全部倒したしあの冒険者達も大丈夫でしょ。

結界を解き冒険者に近づいていく。


ジャキン!


そんな音が聞こえそうな感じに剣を構えられた。

あら?なんでこっちに剣向けるの?




そして冒頭に戻ります。





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