5話 緊急事態発生!
私は今魔遭の森を北にと歩いていた。
そして、大事な事に気がついてしまったよ。
そうです、私はお腹が減りました。
そりゃあね、産まれてから何も食べなきゃ腹も減るよね。んー、何か食べ物ないかな。狐って雑食だったよね?じゃあ木の実とかキノコとか探さないと。
えっ?こう言う時は普通だったら他の魔物と戦うだろって?
ハッハッハッ!
それは小説やマンガの話だよ。
いきなり戦えと言われて普通のインドア派の女子高校生ができるわけないでしょーが。
と言う訳で、何か食べ物を探さないとね。
間違っても他の魔物に会わないようにしないとね。
「グルルルゥゥ!」
・・・いやー、なんか後ろから聞こえるなぁ〜。サポートさん説明して?
<では、マスターの記憶から引き出した言葉を・・・フラグ建築と回収を同時にを行いました。>
うん、わかりやすいね。
そっと後ろを見ると牛くらいの狼がいた。
でっけ~。私の倍はあるじゃん、ちなみに私は大体1m30cmくらいの大きさだよ。
しかもばっちり私を見てるし、サポートさんあれのステータス見れたりする?
<ステータスを確認しますか? YES NO>
YESでお願いします。
<獣族 ベートB LV10
名前 なし
HP 550/550
MP 110/110
攻撃力 430
防御力 380
魔法攻撃力 190
魔法防御力 110
素早さ 450
スキル 嗅覚強化LV5 威圧LV4 硬毛LV3 硬爪LV4 硬牙LV4
称号 【森の主】 【強さを求める者】
以上です。>
・・・うん、まずいよねぇ~。
だってどう考えたって勝てないでしょ。
こうなったら・・・全速力で逃げよう!
「ヴァン!!」
・・・!!?
何々!?なんか身体が動かしずらいんだけど!と言うより動けないんだけど!?
<威圧が発動されました。>
威圧!?どんなスキル?大体わかるけど。
<威圧:攻撃力と素早さを低下させる。ランク、LVの差が大きすぎると相手の動きを止めてしまう。>
だよね!わかってたよ。
それよりも転生したばかりなのにもう人生・・・じゃなくて、狐生が終わりそうだよ!
「グルルゥ?」
わぁ~こっちくんな!
ベートもとい狼が近づいて来た。わぁ~食われる~!
「(スンスン)」
何々?すごく匂い嗅いで来るんだけど!と言うより顔近いんだけど!
「グルゥ」
狼が私の匂いを嗅いで少ししたら離れていく。
それと同時に身体の強張りが抜けていく、たぶん威圧が解かれたんだろう。
狼はそのままどこかに言ってしまった。
そうして生まれて初めての危機が去った。
「めっちゃ怖かった……。」
ベートのステータスを少し強くしました。




