【旧版】荒国に蘭（聖安戦記 序章）

序章

画像つき登場人物紹介

画像の字が読みにくいので、文字も載せてます。

ネタバレ的な情報も一部含みます。

---

■清（せい） 麗蘭（れいらん）《光龍（こうりゅう）》

　聖龍によって創造された神巫女「光龍」の魂を持つ少女。

　至上の美と神に匹敵する神力を与えられ、悪と戦う「宿（しゅく）」を持つ。

■晶（しょう） 瑠璃（るり）《闇龍（やみりゅう）》

　「闇龍」の魂を持つ少女。

　聖安の貧しい家に生まれ、両親は共に彼女が幼い頃に他界した。

　以来、黒龍に仕え続けている。

■聖龍神（せいりゅうしん）《月（ゆえ）》

　天界の頂点に立つ天帝。神巫女「光龍」を創造した、麗蘭の主。

　かつては天界最強の神だったが、「天宮の戮」で黒龍を封じてからは力が衰え、

　天治界（てんちかい）の統治安定のため天の玉座を離れられないでいる。

■黒龍神（こくりゅうしん）《鵺（ぬえ）》

　「黒神（こくじん）」と呼ばれ、この世の悪の化身と畏れられる最強の邪神。

　聖龍の双子の弟であり、かつては人界を憂いて共に神巫女「闇龍」を創造したが、

　やがて乱心し父である前天帝を弑逆。その強さと恐ろしさを天治界中に轟かせた。

■邪龍（じゃりゅう）《翠（すい）》

　「妖王」と呼ばれる妖の始祖。

　聖龍と黒龍の異母弟で、元は神だったが神格を剥奪され異形の姿にされた。

　神族に引けをとらぬ力を持ち、「天宮の戮」では黒龍に加勢。継母である天妃を殺した。