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PTA解体シン書〜出会って5日で…〜  作者: 原田智子


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Page4 落葉と不協和音

我が校には森のような敷地があり沢山の落葉やどんぐりが落ちています…

そしてついに臨時役員会開催当日がやってきた。


2025年12月17日(水)


この日は毎年の恒例行事で子供たちと保護者、そして地域のボランティアの方たちと学校敷地内に大量に落ちている落ち葉を集め

その後高等部の学生さんが腐葉土を作り販売して新たなる作物を作るのにとても重宝される商品作りの手助けをする素晴らしい活動だ。





そして息子が4年生の時の昨年からは親子一緒に作業できる時間が設けられていた。

先に作業をしていると元気な子どもたちがやってきてそれぞれができることを頑張る姿を見ることができた。

それまでは子供たちは保護者の作業が一段落してから外へ出てきていたので活動している姿を見ることはほぼなかった。



うちの子は4年生の時

小さなプラスチックの砂場でおままごとするみたいなバケツを持たされて

ちょこちょこ葉っぱを運んでいた。

初めてそれを目の当たりにした時


「それ如何ほどの足しになるんじゃい!笑

 でも信じられんくらい可愛い♡」


と私は思っていたし


5年時にはなんと一回り大きなアルミ缶バケツにグレードアップしていた。


来年こそバケツは卒業かな!

誰かと力を合わせることもできるかもしれない!

そんなことを期待させてくれた。


この2年バケツは私の心を大きく満たしてくれた。

取るに足りないようなことがどれだけ大切な事なのか。

我が校の子どもたちがどんなに純粋か。

そのバケツに溢れるように詰められた落ち葉がザワザワと私の心を揺らすのを確かに感じていた。



大事なことを必要なことを[よりよく変化させていく]ということを実感していた活動の一つだった。



そして子供を見守ることもそこそこに自分の作業にも力が入った。

3人グループで分担してどんどん落ち葉をゴミ袋に入れては柵の外へと投げていった。その袋を校長先生がトラクターに乗せて運んで下さってとてもスムーズだった。


作業も終わり頃、今回の奉仕活動の担当でもある副会長の福田さんが他のお母さんに愚痴を聞いてくれという声が聞こえてきた。

なんだか不穏な言葉を口にしていたような気もする。

早く終わろうなどとも言っていたような気もした。



不機嫌の理由はこの後の役員会のこととは分かっていたが話しかけたこともないし作業に没頭するより他なかった。

〜福田さんからの一言〜


PTAの行事というのはそういう奇跡の瞬間に立ち会えるチャンスがある事だと思うからその機会をこれから先奪おうとするのはあまりにも罪深い

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