Page33 吸って吐いてるだけ/未読の数は疑問の証
書籍化したい!と言い出してからから一晩。
早朝から私はゴソゴソと動いていた。
原田〚未読何件なってる?笑〛
福田〘未読64!!
今からゆっくり読んでいく〙
ついに朝から未読64件というマイワールド無限地獄の鐘が福田さんのスマホに静かに鳴り続けていたらしい。
実際は通知切ってるのでそれが聞こえる気がする私は幻聴まで発症していた。
そしてたちが悪いのが送ったのは私なのに私は勝手に指が動いたと思ってるのでどこか他人事な事なんだろうな…
福田〘てめぇは泣かす〙
またそんな幻覚が見えそうになる。
PTA問題とは別の方向(本を作るにはどうしたらいいのか)にブーストが起きてしまって文字が洪水現象は水嵩を増していた。
そしてその後ちょっと何言ってるのか分からない…というコメントは自主消去するという一連の流れも続いていた。
福田〘疲れた!〙
と言いながら福田さんはとても端的に感想を述べてくれた。
福田〘ってか多分キミは今、周りが見えてるようで実は見えてない
マイワールドで色々補正がかかりすぎてる〙
私は色々な事を話す中
私は福田さんもちょっと変わった人だと思うんだけどという話になり
私は人の事をあっち側とかこっち側みたいな表現をすることがあるようだった。
福田〘あと、こっち側とかあっち側とか線引するのはあまり好きじゃない
線引きしてる時点で結局自分もここで言う所の「あっち側」の人間と大差ないって事になる〙
そう言われた。
私としては褒め言葉だったのだがうまく伝わらない。
福田さんはブレない自分を持ってるから自分は自分だってはっきり言える。
人から分類分けされたくない。
線引されたくない。
柔軟だから縛られたくない。
自分は誰にでも合わせられるからと私のペースにも合わせてくれる。
私は違った。
周りの人に左右されてきたのだと思うし近しい人が自分を映す鏡なのだ。
そのクセ自我も強いので摩擦に苦しむ。
そんな自分が何者なのかずっと疑問で常に何かしら輪の中で浮いてるような気がしていた。
ただ常識人でありたい自分というのも確かに存在していて人からみると至って普通の人に見えるのだ。
自分を正しく分類されたいくせに社会の中でずっと外れないようにはしてるからとても厄介な性格なんだろうなって思う。
そして人にちょっと変な人ですよ、と言って欲しい変人カテゴリーされて安心する変な人。
だから自分はこうだ!!!!と言えることはとても誇らしい事だった。
そんな私は現在わかってくれそうな人を見つけて説明に次ぐ説明を並べ立てていた。
福田さんはとても物事をシンプルにも深くも考えられる。
自分には見つけられない答えが数秒で返ってくる
私の自分は“沈黙恐怖症”なんじゃないかという疑問にも
福田〘病名そんなに欲しいのか?〙
原田〚わたしには病名があってましたね〛
福田〘色々な部分で納得できるし、大概の事はこの病気だからしょうがないかって折り合いつけて諦められるってことか?〙
原田〚うーん。わたしの特性だなって前向きな方。諦める方向じゃなくて伸ばす方
得意を伸ばしたい方〛
そう思ったから書籍化したい!という
突拍子もない事を言い出したんだった。
会話をしてるうちに答えが出る。
とても優秀なAIなのだ。
福田さんというAIを活用して
今は自分の事をただ“ちょっと風変わりな人”“こだわりが強い人”なのかなって納得している自分がいるのだが
私はこの先数カ月後にまた自爆して迷走する一週間を過ごすことになるのだった。
余談だけれどこの時の私が病名わかったらしっくりきたっていうことを例え話にするとこんな感じなんだけど↓と言うLINEを送っていて
原田〚何かしらアレルギーがあるって事はわかってるんだけど
これだ!という食材や花粉の種類がわからない。
山へ行くと出たりするからなるべく山へは行かないようにしてるんだけど…ある日海へ行ってもアレルギーがでたりして、もうわけもわからず行動が制限されていく。
だけど何があったのかちゃんと人に話したりその時の事をじっくり思い出してみたり過去と今を照らし合わせるとピンと来るものが見つかった。
原因は“過度の清潔な空気”。
思いもよらない原因。
だけど綺麗すぎることがダメなら汚くすればいい。タバコとか吸えばいい笑
対処法が分かるだけで凄く楽になるし人に理由を話せるようになる。だけどわざわざ空気を汚くする行為が人にとって迷惑だってことも知らなくてはいけない。
ずっと病院へ行っても分からなかった原因が“何の”“何が”が分かった時の喜びは凄く希望だった。
わけもわからず辛さに耐えるだけじゃなくなるし対処できる。気持ち的に凄く救われた。〛
それを理解することができたのは福田AIさんのおかげです!と感謝していた。
そしてふと思う、
こんな例え話やどーでもよい話で埋まった未読LINEが64件ってどんな気持ちになるのかな?
と、わたしには未経験のお話なので想像するしかないのだった。




