プロローグ
はじめまして。そして初投稿で完全ドキュメンタリー小説として連載を始めさせてもろてます。定期的に更新して行こうと意欲満々ですのでぜひ一読して頂けたら幸いです。
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〚PTA活動 今後の動向注目〛
原田智子40(主婦)
今年は息子の学校のPTAの役員をしている。
年度初めは順番なので仕方ないというくらいの気持ちで役員会にも参加していたが
夏祭りの準備のグループで一緒になったお母さん達がとても良い人たちで楽しんで作業にも取り組むことができ、やる気を貰えた。
役員になって普段は話したりしない学部や学年の方たちと知り合いになれて良かったし、学校に行くついでに息子の教室もチラッと覗くことができたりもした。
だが今、もしかしたら今まで通りのPTA活動ができなくなるかも?という状況らしい。
共働きの方が多くてそのことを話し合う緊急役員会を開く日を決めることすら困難になっている。
「PTA活動がどんな形になろうと協力します!と」言う声も聞かれる一方、「PTAなど無くしてしまえばいいのではないか」と言う人もいる。
基本的には学校の方針に従う事なかれ主義の私でもPTAがなくなってしまうのは寂しいなと思う。今後の動向に注目したい。
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これは私がどうか掲載されますようにと願いを込めてとある新聞社の読者投稿の担当者へと送ったものだ。
昨年12月に投稿欄へと載せて貰うことが叶ったので世の中にPTAの現状を発信する事が出来たのだけれど
全てはこれがきっかけとなり、そしてこんな風に私が動き出すきっかけとなるとは夢にも思わなかった。
人の行動が想いが言葉が人を動かすんだと私は証明したい。
私の息子が通っている特別支援学校は
知的障害部門と肢体不自由部門に分かれていて小学1年生から高校生三年生までの生徒が各地域からバスで通っている。息子は現在小学部の5年生。
中学部、高等部になると外部からの編入もちらほらあるようだが基本的には療育園を卒園した顔見知りの同級生達なので入学時の人間関係の変化は特になかった。
ただ療育から教育へと変わる分手厚く見守って貰えていた状況からは少しシビアになる部分もあった。
連絡帳は授業内容や事務的な連絡事項が多めになるし、毎月購入を楽しみにしていた園での写真の購入も無くなった。
そして入学説明会の時、右も左もわからないうちにクラスから1人役員を出す話し合いを…というお話を教頭先生がされていたが特にそんな話し合いもすることもなく入学式を経て学校が始まると既に役員をやるという父母が決まっていて
「あれ、いつの間に決まったんだろう、じゃあ来年か再来年あたり早いうちに私もやっておこう」と思った事を覚えている。
この頃はコロナ禍もあって特に学校へ行く機会も多くはなかった。
懇談はオンラインで行われていたし、行事の観覧も制限が設けられていた。
人と人との関わり合いが分断されてなんだか孤立しているような気になっていた。
そして早めにやっておこうとか思っていた私は息子が5年生の現在PTA役員として微力ながら行事の運営に関わっている。




