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心を閉ざした少女。
ある日突然、地獄の様な日々はなんの前触れもなく訪れる。
それは、その少女がまだ小学5年生になったばかりの頃、
放課後の職員室近くの所で、男子生徒3人に呼び止められる。
それは、少女が他の人女子生徒に馬鹿と言ったというものだった。けれど、少女は、その女子生徒に馬鹿などと言ってはい無かった。次の日の朝、学校へ行くとクラスメートのほぼ全員が、ヒソヒソと少女をチラチラ見ながらニヤニヤしながら話していた。その話の内容は、少女に対しての暴言だった。
少女のクラスメートじゃないにも関わらず、他の人クラスの子、事情をよく知らない子にまで、広がってしまっていました。
その日から、少女は、バイ菌扱いをされるようになり、
イタズラで少女の机の上に他の子の持ち物を置いて
他の子に嫌がらせをしたりする子もいます。
給食の時間になれば、少女が触ったものは、触りなくない
と、言う子が過半数を締めていた。
休み時間になれば、廊下を歩く他のクラスの子に、
「死ね」「キモイ」「消えろ」「メスブタ」「菌」
などと言われる。クラスメートからも同じ事を言われる。