表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『芸術家問題』

『ムンク問題』

『ムンク問題』



ムンクと言えば、『ムンクの叫び』だ、と誰もが声を高らかにして言うだろう。あの絵、あれはムンクの叫びだよ、聞かれた人はそう答えるだろうし、自分自身を疑っていないし、かくいう自分も、あの絵を、ムンクの叫びだと思って居る。



ところが、大問題である。あの絵は、『叫び』と言うそうだ。ノルウェーの画家のエドヴァルド・ムンクが1893年に制作した、『叫び』だそうである。つまり、ムンクと言う画家が描いた、『叫び』のことを、みな、ムンクの叫びと言い出したのだろう。



つまり、ムンク問題とは、皆思って居たムンクの叫びと言う作品が、丁寧に、正確に言えば、ムンクと言う画家が描いた、『叫び』だった、と言う問題である。無論、伝わればいいのだが、筆者も、あの絵自体を、『ムンクの叫び』という作品だと勘違いしていたという、根本的な間違いの話なのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 「カフカの変身」(笑)  フランケンシュタインが、人造人間の名前でなく、製作者の博士の名前といいますが。  製作者の名前をとって、あの方式の人造人間に名前をつけたのだとしたら、つじつまあう…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ