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最弱のステラファイター  作者: 星山亜美
トキシア族とプリエステ族
18/28

オフュケイド、迷い

スコーピオ「トキシア族に戻っておいでよ、オフュケイド」

オフュケイド「トキシア族がいなくなるのが俺の理想だ」

スコーピオ「自分もひっくるめて?自分が可哀想じゃない」

オフュケイド「いいんだ僕は消えても」

スコーピオ「オフュケイド、もっと自分を大切に、自分を愛してあげたら?」

オフュケイド「できないよ、俺は」

スコーピオ「できるかできないかじゃなくて、やるかやらないかよ。自分を大切にするためにやってみたら?」

オフュケイド「自分は汚染の化身なのに浄化のためになんにもできなかった!その無力感が俺を襲う!」

スコーピオ「汚染の化身であろうが、なかろうが、トキシア族は仲間を大切にする。ただそれだけ。あなたには仲間だから、仲間に戻ってきてくれると信じてるわ」

オフュケイド「おれの仲間‥は‥プリエステ族だ‥?」

スコーピオ「心からそう思ってないのよ、トキシア族の本能で」

ヴァルゴ「はいストップストップ!彼は私が連れ戻すからね、この子にはあやつり人形に戻ってもらうわ、ヴァルゴフラワーショット!」

オフュケイド「俺、トキシア族にもどりたいです‥庇います」

スコーピオ「オフュケイド、ありがとう‥瞬間移動!」

ヴァルゴ「せっかくの操り人形が‥とられてしまったわ、絶対取り返す」

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