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出会い  作者: まはる
7/8

デート

「お、お待たせしました。」

待ち合わせ場所に現れた彼女は、とても可愛かった。

椿の柄の浴衣が彼女を色っぽく見せていた。


「あずさちゃん!その浴衣すごく似合ってる」

「そうですか? 嬉しいです」


「じゃあ、行こっか。」

「はい!」


俺たちは屋台でたこ焼きやチョコバナナを買って2人で食べた。


しばらくすると花火が始まった。

「綺麗…」

彼女はそう呟いた。

俺は彼女の横顔に見惚れていた。


そして。気づいたら俺は彼女を抱きしめていた。

彼女は驚いていたが、何も言わずに俺に身を預けていた。


花火が終わった。


俺は我に帰り、彼女から身を離した。

「ごめん!いきなり。嫌だった?」

彼女は恥ずかしそうに言った。

「嫌じゃないです…。」


夏が、終わろうとしていた。

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