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小説家と猫 ~『人形』~

作者:麻酔
 原稿用紙と万年筆、それから──小説家。
 それらのある部屋に入り浸っている猫──『私』はそれらが揃っている部屋で過ごすのがお気に入り。

 しかしある日、『私』が散歩で聞き拾ってきた『人形』の話に小説家が興味を持ってしまう。小説家はその『人形』を見てみたいと言い出して『私』を連れ出し連れ回し──

 そんな、猫が小説家に振り回されるお話。
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