初陣
今回でようやくあつい場面になってきました!文章力は相変わらずですが、楽しんでいってください!
ラッキと俺が出会ってから4週間がたとうとしていた。だが未だにアンラッキーゲージを持つ人は現れず、いつも通りの平和日々を送っていた。
「なぁ、ラッキィ~…あれから結構たったけど世界が滅亡する影すら見えないぜ?あの話嘘じゃないよな?」
「嘘じゃないラキ!本当ラキよ!もうちょっとの辛抱ラキ。」
今は8月の中旬だ、短気の凛太郎がそんなものを気長に待てるわけない。そこで俺は、ムシャムシャ君を買いにいくついでに、パトロールに出ることにした。
「よし!どんなやつだかしらねぇが、出てきたらこの俺の強運でぶっ飛ばしてやる!」
「いいラキ!その意気ラキよ!ただし相手も相当なアンラッキーゲージを持っているはずラキ、気もつけるラキよ。」
ラッキが自分で戦う気ゼロな事を言いだしたから、一つ前から気になっていたこと質問した。
「ラッキってさ、自分で戦おうとはしないのか?」
「戦おうとはしたラキよ、でも、相手のアンラッキーゲージが僕のラッキゲージよりはるかに多かったラキ。」
「なるほどな、つまりはラッキはそいつ等に手も足も出なかったただの雑魚だったんだな?それで遥々《はるばる》俺の所まで来たのか(笑)」
「ぐぬぬ・・・何も言い返せないラキ・・そうラキ、だから改めてよろしくお願いするラキよ!」
こんな会話をしながら近くのコンビ二に出かけていったんだけど、その途中にやけに運の悪い人に出くわしてしまった・・・その人は、道を歩けば、犬の糞を踏んだり、溝に足がはまったりと、端から見てても見苦しいほどの不運さだった。
「さっきから居るあの人すごい可哀想になってくるな・・・運が悪いってもんじゃねぇだろ。」
「ラキッ!?この感じは・・・まさか!凛太郎気おつけるラキ、あいつがアンラッキーゲージの持ち主ラキ!」
「なんだって!?どうりであんなに運が悪いはずだぜ・・そうとなれば早速あいつを始末するか!!」
あれから4週間たってアンラッキーゲージの持ち主をみつけた。そしてここから凛太郎の始めての大戦が始まった。
如何だったでしょうか?とうとう凛太郎の初陣ですね!次回は戦いだけで終わると思いますが是非また読みにきてください!