貴女の林檎
掲載日:2025/12/20
この文字に意味はなくてさ
面倒くさくて捻くれているのね。
自分だけの秘密基地に篭って
なんとなく「誰か来てくれたら楽しいかな」
そんな時に限って願いはかなって
そこはいつか誰かの場所になってね
奪われたって思ってしまうわけ
貴女さぁ、どうしたかったの
奪われたくなかっただけ
好きなものを好きだってこと
誰に認めて欲しいのだったか
「独りの時の方が楽しかったな」
面倒くさくて捻くれているから
お願い、もう侵入しないで。
もし私がもっと優しく心が広かったら
喜んで歓迎できたのかは分からないけれど
悪気ない無神経さが1番悪だと思うの
味方になって欲しいわけでもなくて
悪者にしているのは自分なんだって知ってる
お願い、もう侵入しないで。
好きを比べさせないで。
私の好きを奪って言葉を盗まないで。
お風呂の中で叫んでみる
ちょっとすっきりする
そんな貴女だけが
貴女の価値を知っていると思うの。
あのね、本当はね
奪われてなんかいなくて最初からそれは
貴女だけの好きで
貴女だけの秘密基地のままだよ。




