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ダークエルフの集落。中編

7話目でございます。

私はイザリア・キャンベラ”27歳女性、独身……彼氏どころじゃなく、仕事もオシャレもも出来なかったのが現状で余裕が無かった……。


 人間の治癒師から一転し……魔獣や魔族を治癒してしまうという能力が備わっていた。

 ……希望なんてものは無かった……絶望が私を覆い尽くし、魔獣にでも喰われて一生を終えてしまった方が良かったのではと自暴自棄になりながら彷徨い歩いていた……。


 しかし奇跡と言う2文字が私を救ってくれた……私の治癒の力は使えなかった訳じゃなかったのだ……それは魔獣や魔族を治す事が出来る治癒……そのお陰で、私と一緒に旅をしてくれる事になった3匹の魔獣とダークエルフとミノタウロス……異色なパーティーになった……。大切な仲間なのだ。


 それで、アルミラの故郷であるダークエルフの村でアルミラの姉のエミラが魔獣に襲われ、毒に犯されて瀕死に陥っていた。

 私達が間に割って入り、治癒を施して傷を完治させた事で一応認めてもらえた。そして、アルミラとアルバスを一緒の旅に連れて行きたいと頼んだところ了承を得ることが出来たのだ。

 今は、広めの部屋で会議をする場だと聞いていたがそこに通されていた。


「アルミラ……。」


 後ろから声がした。振り向くとエミラと呼ばれる女性が一緒に居た2人と入り口に立っていた。


「あ、ああ、エミラ……。」


「エミラ姉……。」


 奥方が彼女に駆け寄り、娘を抱きしめる。娘も母親を抱きしめ返し滴が頬を伝い落ちた。周りも目頭が熱いようだ。私もほっとしていた、これがダメだったと思うと……無いわ~。


「気がついたようで何よりです。お加減はいかがですか?」


「ありがとう、良くなりました。貴女が助けてくれたと聞きました。感謝を。」


 エミラが頭を下げてきた。周りも無言で頭を下げる……。


「いえ、私は何も…何を置いてもアルミラが家族思いだったのが、私に伝わっただけですww」


「イ、イザリア…また何を……。」


 頬を紅くしてやっぱり可愛い……ww


「貴女は人族に狙われ、あの時助けてくれた方ですね?」


「あ、はい、イザリアと申します。」


「ありがとうございます。どうか妹を宜しくお願いします。」


 エミラは頭を下げて来た。


「わ、私こそ頼りっぱなしで……感謝してるんです。私は戦う力も技量も無いので、怪我する役目を背負わせてしまってます。メリルやジュエラ、アルバスやドルクもそうです。体調や怪我を回復させてあげる事しか出来ません、なのでそれでも一緒に居てくれるのが凄く嬉しいんです!今まで慕われた事などなかったので……。」


「イザリアさん……。」


「イザリア……。」


 あれ……何で涙なんか流してるんだろ……な、なんか恥ずかしいな……。


「ヴモォッホッホ!前衛は俺達に任せな!お嬢が居るから、安心して戦える。お嬢には指一本触れさせやしないさ!」


「ア、アルバス……。」


「そうだ!みんなお前の事が好きだ、だから絶対守ってやる!」


「ア、アルミラ……。」


「ガルッ!」


「キュルッ!」


「メリル…ジュエラ……。」


「あと、ドルクもな!」


「そうだね、忘れてないよww」


 顔を見合わせてみんなで大笑いした……ありがとうみんな……滅茶苦茶嬉しい!


「では、今夜は食事会を設けよう。ゆっくりして行ってくれ。」


「そうだ、そうしようイザリア。」


「ありがとうございます。お言葉に甘えます。ですが、1つお願いがあります。」


「何か?」


 全員が不思議そうに私に注目した。私はちょっと照れながらも話しを切り出した。


「も、森の外にいるドルクも中に入れてあげる事は出来ませんか?村の端の方でも構いません!危害を加える事はしませんので……。」


 私は長に頭を下げた、ドルクだけ仲間外れは嫌だったから。


「ア、アタシからもお願いします!ドルクを入れてやって下さい!」


「俺からもお願いする!」


「ガルッ!」


「キュルッ!」


 みんながみんな頭を下げたので、長が悩んでしまった。


「あなた……これだけ頭を下げると言うことは信頼に至るのではないですか?アルミラですら頭を下げるのは貴重な事ですし。」


「か、母様……。」


 アルミラが照れてる……w


「父様、私からもお願いします。」


「エミラ……。」


 顔つきが変わった、私を見つめて来る。


「分かった、入る事を許可しよう。いつもの入り口では入れないだろう、私が入り口を開く。」


「お、長……。」


 先程の治癒師が心配そうにしている。確かにそう思うのは当然だろう、魔獣を村に入れるのだから……。


「心配ない、イザリア殿の仲間に限っての特別だ。他はあり得ぬ!」


「分かりました、長がそう仰られるのでしたら。」


 その治癒師も納得はしてくれた様だ。良かった、ドルクも中に入れてもらえる。

 で、早速入り口に向かう。私達と長や治癒師、何故かエミラと2人の女性も付いてきた。エミラと幼なじみの様で、1人はショートカットの可愛いターナ、もう1人はポニーテールの可愛いリアナだそうだ。

 行動もほとんど一緒にしている仲好しである。

 私達は入り口までやって来た。長が先の木の横に立ち、手をかざして呪文を唱えると、たちまち空間が歪んで大きな穴が開いた。外側の森が見える。


「ここから入る事が出来よう。侵入者が来ぬ内に速やかに頼む。」


「分かりました!」 


 私達は、急ぎドルクの元に向かう。


「居た!あそこだ!」


 アルミラが指を指した方にドルクの姿が見えた。

 ドルクの元に行くと、何やら壁が出来ている……。


「ドルク!良かった無事で!」


「ドルッ!」


 私はドルクとハグをして無事を確認しあった。


「また凄い量の薪だな!」


「何年分あるんだ?」


 アルミラもアルバスも驚いている。


「た、確かに凄いね……。」


 そう、壁とは薪の事。地道に作った薪を集めて積んだのだそうだ。にしてもありすぎ!森は大丈夫かな?

 と言ってもここまで来たら元には戻らないし……なら……。


「よし!収納!」


 私は手をかざして積んだ薪を一気に収納する!良かったぁ、レベルアップしてて……。


《収納レベル7を獲得しました。》


 やたっ!更に広くなった、余裕が出来たから安心だ。


「よし!戻ろう!ドルクも付いてきて!」


「ドルッ!」


 全員で入り口に走り出す。外部の魔獣や侵入者が無いように……。


「すみません!遅くなりました!」


 入り口には長と治癒師とエミラ、ターナとリアナが待っていた。

 着いた途端に待ち合わせた全員が固まった、まさかのレベルの様だ。


「す、すまぬ、イザリア殿……もう1人の仲間とは……この……。」


「そうです、シザーズスコーピオンのドルクです。」


「な、なんと!」


 治癒師も開いた口が塞がらない。


「イ、イザリア様……どれだけの希少種を使役しているのですか?……。」


 エミラも聞いて来るのがやっとの様だ。


「い、いえ、これだけです。ホントに成り行きで……ははは……。」


 私は苦笑いしながら、中に入れてもらった。

 ダークエルフの民達はそれはもう怖がって家に閉じ籠っている。だよねぇ、ごめんなさい!


「私もこんなにゆっくりとこのモンスターを間近で見たのは初めてだ……。」


 入り口を閉めてからマジマジと溜め息をつく長。


「私とて同様です。先程から居るトライデントパンサーやフレイムスパイダーもそうですが、ここまで大人しく、しかもイザリア殿に懐いているなど、未だに我が目を疑っております。イザリア殿、一体そなたは何者なのだ?」


 治癒師のエルフさん、ああバハトさんか…長はエイラム様、奥方はラーザ様だったね。まあ、バハトさんが言う事も最もだと思う。

 かく言う私だってこうなるとは思わなかったんだから……。


「私は、そんな大それた者ではありません。ただ、助けたい想いが繋がりを紡いだだけですから。」


「人間族にもこのような御仁が居るとはな。しかし、何故このような優しい者を国は迫害したのか……?」


「でも、言い方は良くはありませんがそのお陰で私は命を救われたのです。これも標かもしれません。」


「うむ、エミラの言う通りだ。かえって彼等に感謝せねばな。イザリア殿を寄越してくれた事に感謝を。」


 何か随分と、持ち上げられてる気がするんだけど……。


「エイラム様、重々申し訳ありませんが、お食事会をこの広場にてさせては貰えませんか?」


「ふむ、ここでか?」


「はい、今までもドルクと一緒に食べて来ました。別々になりたくないんです……。我儘を聞いて頂けますか?」


「…そうか…ならばここでしよう。みな、準備を!」


「「「「はいっ!」」」」


 良かった、聞き入れてくれて……早速テーブルやイスが運ばれて来る。調理も始まった。エルフ族でもダークエルフは肉料理も食べるらしい。ならばといくらかの肉を提供した。受け入れてくれた御礼にと……。


 喜んで使ってくれたので嬉しかった。

 私も手伝うと調理に加わった。肉を焼き、味付けにはナルジナの実を搾って出来た汁を。しょっぱさがあって塩の代わりになる。香味にはハーブを。焼けた肉を少し切り分けて、エミラと一緒に一口サイズを食べたら絶賛だった。

 テーブルには食器や皿が並べられ、料理が運ばれて来る。色んな果実に野菜、先の肉料理と汁物が周りに匂いを漂わせている。

 子供達が匂いに釣られてやって来た。ただ、ドルク達が居るのでおっかなびっくりだ……。

 その中の女の子がお皿に乗せた肉料理をドルクの元に。私も一緒に傍に居た、何もしない事は分かってはいたが女の子が余り怖がらないようにと。

 その子の両親も遠くから見つめていた、心配なのはよくわかる。万が一……と思うのは当然だから。

 女の子が両手を伸ばし肉料理の皿を差し出すと、挟みの触手で受け取り、目の前に置き、その子の背中を撫でていた……女の子も喜んでドルクの触手を撫でて戻って行った。親に、撫でられたと仲良くなれたと自慢している……私にはその光景が微笑ましくも思えた。受け入れてくれたのは有り難く……感謝しかない。


「乾杯!」


「「「「乾杯!」」」」


 食事会が始まった。果実酒やジュースで乾杯する、一口飲んで料理に手を付ける。


「な、何だ、この肉料理は!」


「凄いわ、この香ばしさと塩加減が絶妙に絡んで……。」


「この様な味付けがあるとは……。」


「な!凄いだろイザリアは。いい奥さんになれるぞ!」


「え、エエエっ!お、奥さんって………!?」


 しまったぁ、アルミラがニヤついてるぅ、私が赤面して動揺してるのを楽しんでるなぁ、後で覚えておきなさい……フフフ……。


「後で作り方を教えて貰っても良いかしら?」


 奥方のラーザ様がレシピを知りたいようだ。


「はい、ラーザ様私の調理法で良ければ。」


「あ、あの……私も一緒に良いですか?」


 エミラがモジモジしながら話し掛けて来た。


「勿論です、エミラ様。一緒にやってみましょう。」


「はいっ!喜んで!」


 エミラ様の顔が明るくなった。ラーザ様も微笑えんでいる、やっぱりみんなが微笑えんでいるのは良いね……何年ぶりかな……こんなに楽しいのは………。


「父上!何事ですか!」


「なっ!?魔獣が3体も!?」


 突然、叫んでくる声が!?

 振り向くと、剣と防具を装備した好青年のダークエルフと弓をつがえてドルクを狙っている凛々しくも美しい女性のダークエルフと武装したダークエルフの集団が物々しく突入してきた。


「皆、無事か!下がってくれ!モンスターは私が食い止める!」


「なっ、シザーズスコーピオンの他にトライデントパンサーとフレイムスパイダーだとっ!」


「な、何故このような獰猛の魔獣が!?」


 あ………物々しく……だよねぇ……でもねぇ……。

 みんな、慌ててテーブルや食事が駄目にならないように食器等を抑える。確かにそれ優先!


「ま、待ってくれ!剣を納めてくれ!アルム兄さん!ミラーダ姉さん!」


 アルミラが2人を止めに入る。2人もアルミラを見て驚いていた。ってか、私の方が美男美女……を見とれてしまった……なんなのエルフ族って……。


「ア、アルミラ!?」


「お前、どうしてここに?」


 部下の人達も驚いてるね。更に襲って来ない事にも驚いてるし……。


「ここに居る魔獣達はイザリアの従者で、アタシの仲間だ。みんなを襲ったりしないし、逆にアタシは助けてもらったんだ。」


「なっ、魔獣が人を助けるだと?」


「し、信じられん。」


「しかも、上位の希少種ばかりだぞ?」


「獰猛で、上位の魔獣使いでも使役が困難といわれている魔獣を……。」


「人間の女がそんなこと出来る訳が……。」


 相変わらずの疑いの応酬ありがとうございますぅ、でも現実にこうなってしまっているのでご勘弁を。


「そりゃ、アタシだって最初は信じられなかったさ。でも今はこうして一緒に旅をしているんだ。襲われてないのが何よりの証拠だろ。」


「それは、確かに……。」


 イメージが真逆だから納得仕切れないのはよくわかるけどね。でも、リアルなんですよ~~ww


「アルム兄様、ミラーダ姉様。」


「エミラ!おおお、よくぞ無事で……。」


 とエミラの両肩に手を乗せて、エミラの無事を確認するアルム。


「元気になったのだな、危篤と聞いて討伐を取りやめて急いで引き上げてきたのだ。」


 横に並んで安堵の表情を浮かべるミラーダ。3人が抱き合って再会を喜んでた……良いなあ家族って。


「兄様、姉様、そこに居られるイザリア様が私を救ってくれたのです。命の恩人です。」


 エミラが2人を誘ってくれた。部下達も感嘆の声を上げる。


「い、いえ、命の恩人なんて……アルミラにも懇願されて……私も放っておけませんでしたから。」


 2人は深々と頭を下げてきた。


「私はアルムだ。妹を救ってくれたこと、感謝する!」


「私も救ってくれたことに感謝を。ミラーダと言います。」


「イザリアと言います。エミラさんを助けられたことをうれしく思います。戻られてお疲れかもしれませんが、一緒に食事にしませんか?」


 2人は見合って私の方を向いた。


「頂こう、皆も食事を!」


 部下達も武器を納めて椅子に着く。皿に料理が盛られて、驚きと嬉しさの表情が浮かぶ。


「す、凄いご馳走だな。」


「な、なんだこれは?こんな美味い肉料理があるのか?」


「す、凄~い!こんな料理は初めてだわ!」


「お、教えて欲しい~~!」


 賑やかになったね、こんな楽しい光景が見られるなんて……何年ぶりだろう……忘れちゃってたよ……ないわぁ。

 あ、お兄さんとお姉さんが長の側に向かったね。今回の討伐?の件かな?


「長、報告が遅れて済みません。」


 2人は頭を下げた。


「して、どうだった?」


「はい、それが小型のスネークばかりでボスが姿を見せず……。」


 ミラーダお姉さんが、状況を説明してた。隊長、副隊長と言った感じなんだろうけど強そうなのは感じで分かる。え?よく分かったなって?感です!……テヘw


「う~む、普通なら小型と一緒に行動するはずだが、どういうことだ?」


「少々先に進んでみましたが一向にボスの気配は無く……。」


「何がどうなっている……?」


 長も、悩んでしまったようだ。


「ふむ……イザリア殿!」


 急に私が長に呼ばれた。いや、と言うか目が合っちゃったからねぇ……ないわぁ。


「何でしょう?」


 側まで行くと、長がとんでもないことを言い出した。


「済まないが、依頼したいことがある。引き受けてはくれまいか?」


 へ!?依頼?何々?


「と言われても……内容次第かと……。」


「うむ、このアルムとミラーダと一緒にある魔獣を討伐して欲しいのだ。」


「お、長…それは……。」


 アルムさんもミラーダさんも驚きを隠せなかった。命の恩人を危険に……と気を遣ってくれたのだろう。


「それで、その魔獣とは?」


「うむ、”グレーエッジスネーク”だ。」


 あれ?それって……。


「エミラさんを襲ったスネークですか?」


「そうだ、最近村の近くに頻繁に出没が確認されている。現にエミラが襲われた事実もある。さすがに放置するわけにもいかないので、討伐隊を組織して群れのボスを倒すことにしたのだ。だが、小型のスネークしか見当たらず……万が一居たとしても怪我人がでては、毒の所為で死者を出しかねん。イザリア殿の治癒の力を貸してはもらえないか?」


 なるほど。小型ではあっても噛まれたら致死の毒だよね。エミラさんの時みたく、傷の回復は出来ても解毒は厳しいかもだし……ま、特に急いでる訳じゃ無いしね。手伝いますかw


「分かりました、引き受けます。明日にでも向かってみますか?」


「おお、済まぬ。頼ってばかりで申し訳ないのだが……。」


「本当に良いのか?」


「無理ならばはっきりと言ってくれ。無理強いするつもりは無い。」


 アルムとミラーダも心配して念を押してきた。


「ええ、大丈夫です。村を脅かすモノであればお手伝いします。ただ、私は治癒する事ぐらいしか出来ませんが……。」


「いや、十分だ。よろしく頼むイザリア殿。」


 アルムとミラーダが交互に握手してきた。よ~~し、となれば先ずはお腹が空いたからご飯だ!!


「では、一緒に食べましょう!お話を聞かせてください。」


「喜んで。」


 私は机を挟んでアルムやミラーダ、アルミラとアルバス、エミラや長と奥方が座り、これまでのいきさつや経緯をお互いに話し合った……外に出てからこんな幸せや充実感を感じるなんて………今更とは思うけど生きていてほんとに良かった………………ww

読んで頂けるなら次話へとお進みください。ありがとうございます。

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