ペケポンは…コマッタちゃん!
「……下らない!」 「てへ!」ここで、ペケポンは舌を出して…… 「だよね……!でも、ホントに爆発はおきるよ、ボクの友だちの!心の爆発がね!」
「………ペケポン!、子どもたちに……!命の大切さを教えるだって?」 「う〜ん!!」
「そんなの…普通に生きていたら、自然と手に入るモラルから!学ぶだろ……」
「学ぶ事の出来なかった…奴らが…犯罪者に!」
「………」 「みんな…犯罪を犯さないのは!世の中から怒られるから…独りになりたくないから!」
「……」「独りでも平気!と思い込んだ奴が犯罪者に……!、だから……他人の旅立つ姿を、見る事ができたら!命の偉大さと神秘を感じる事ができて!決して後の人生…他人の命も!自分の命も!粗末にしようと考えないハズだ」
「……」刑事ちゃんは無言でそっぽを向いている
「刑事ちゃん!……命の授業は、この世界で行われる……もう、行われたかも!スマホで確認してみたら……?」
「………」刑事ちゃんはスマホを取り出して…確認! 確認をして………! ハァッ!となった。
ハァッ!となって、ペケポンをにらむ……!
「どう!……あったの?」
「……あったよ……でも、焼身自殺……未遂!」
「!!」 「……何かを叫びながら体に灯油をかけて自分に火を付けようとした瞬間に…!学校に常駐していた、警備員に取り押さえられた。と!」
「………そっか!、残念だったね…コン吉くん…」
「!」…… 学校で取り押さえられて、タイホされた奴の名前は…まだ、スマホのニュースには出ていない! ペケポンが本物のコマッタちゃんかどうか、タイホされた奴の名前がコン吉くんとわかったら…確信できる…本腰入れて! 刑事ちゃんはペケポンの話をきく心である!
「刑事ちゃん……フフフ! あのね、コン吉くんは、失敗したけど……まだまだボクたちの心の爆発は…この、異世界のあらゆる場所で起きますよ!」
「……………心の爆発ねぇ〜!」 「うん、そうだよ…」 「……」「……」無言でお互いを見つめ合う、そして!思わず、二人とも吹き出す。
「心の爆発、小寒い例えですけど…そうとしか言いようのないので!」
「ペケポン!ペケポン!…アハハ、キミは…この世の中に不安がある訳だ!……心の爆発を起こすキミの友だち達も!?」 「そうですよ!」
「……心の爆発は、抗議の自殺?」
「……チョット違う!」




