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ボクの名前は……ペケポン!だよ…

 「ボクは…とっても、イケナイ子なんです!」

「………!」 刑事ちゃんは不機嫌そうに…相手の言葉を無視……! とっても小さな声で ……   「ふん」!と言った。


「………?、どうしたんですか!」

「……あなたの名前は、ペケポン?」

「………はい、何回も言っていますよね!そうですよ!あなたの名前は、刑事ちゃん!」「……うん」

そして、二人は見つめ合う…… ここは!異世界の警察署の取調室! ここで語り待っている、刑事ちゃんとペケポン! 二人は…よく似ている!二人とも…年齢は三十代なのに……見た目は幼い、かわいらしい子どもにしか見えないのだ!!


「……ペケポン?、キミは!一体なにがしたいの?」   「………生きたい!!」 そう言ってペケポンは、もう、我慢できない、という様な笑い方をした。   「…………」 「怒らないで!!怒っちゃや~よ! うふふのふ」 すると!刑事ちゃんは…どん!!と取調室の机を叩いて、ペケポンを威嚇した。 ペケポンは…! 「ヒェッ」と小声…そして……ヘラヘラしながら、語り始めた…

「刑事ちゃん!まずは…ボクがどうして、ココにいるのか!思い出して…」


「……それは……!お前が…、自分の容姿を利用して…!デパートで泣いていた!」 ーーー泣くばかりのペケポンに!デパートの職員は手を焼いて…呼ばれたのが異世界警察……異世界警察に保護されたペケポンは……自分の本当の年齢を警察に教えて…自分には……ある企みがある!と だから!

僕と話が合いそうな!人を呼んで…と それで呼ばれたのが刑事ちゃん!だった……


「そう…刑事ちゃん!ここに来てくれて、ありがとう!!」   「……!」刑事ちゃんは怒っている


「…いうよ!ボクの計画、………この異世界のありとあらゆる場所で、爆発が起こるのだーー!!」


「………へえ、最近流行りの!ヤツか?…爆弾?」

「…いや、いや!爆発は起きるけど…爆弾ではありません……」

「……どういう事?」「ちょっと語りますよ………

この世の中は……便利な物やカッコいい車!スゴク美味しい食べ物が沢山有るけど!そんな事、我々には関係がない!悲しくて……でも、生きるのを!何となくで過ごしてきたのだから、自分たちが悪いからと我慢してきたけど……もう、限界!ボクのような沢山いる、負け犬がこの世界のあらゆる場所で爆発する!」  「どんな、爆発?」

「心の爆発……!」  「??」

「死者は出ますケド……我々負け犬が死ぬだけ!」

「なあに?心の爆発って!」

「せっかく、命を使うのだから…世の中の役に立とう!と、負け犬の一人は!この世界のどこかの小学校で焼身自殺をする!と言ってました。」

「焼身自殺が世の中の役に立つ?」

「焼身自殺を子どもたちに見てもらって…命の大切さを学んでもらうんだと!」


 ボクを見つめる刑事ちゃんの目は……呆れてモノが言えない! と、いった感じだ……

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