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愚痴日記  作者: 別府 綾
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お静かに遊ばせ【ディープモードお嬢様】


皆様御機嫌よう。どうも、最近自室の蛍光灯がチカチカ点滅するようになった別府です。


唐突ではございますが、お話をひとつ。

この小説を読んでくださっている読者様、ひいては私も含めてここにいる人は日本人の方がほとんどだと思いますわ。


えぇ、きっと。


そんな日本人として誇りを持てない人も持てる人も、個性のある人も個性のない人もひとつだけ誇らしく思えること、否誇りにできるものがございます。


それはマナー、そして忖度ですわ。

相手の立場になって考える能力が周囲の国よりも多少秀でていると言われる日本、事実皆様の周りにもマザー・テレサ並とは言いませんが大変親切な方が1人はいるのではないでしょうか?あるいは自分がその1人として数えられていたり……


さて、ここでひとつもしのお話をさせていただきたく存じますわ。


才能や個性がない人とマナーが守れない人、さて日本ではどちらの方が村八分にされるのでしょうか?


【映画館でのマナー】


前置きが長くて申し訳ありませんわね。

そう今回の愚痴はマナーに関して、それも私が大好きな映画館でのマナー。


皆様にとっては周知の事実だとは思いますが、簡単に映画館で守るべきマナーを私の方でリストアップさせていただきますわ。


館内禁煙、上映中はお静かに、撮影禁止、どんなに足が長くても前の席は蹴らない、スマホの電源は切るかマナーモードに、後は食べ物の持ち込みは禁止などといったところかしらね。


守ってくれるなら、カップルだろうが映画マニアだろうが、私は歓迎いたしますわ。


しかし、後ろでわーぎゃー騒がれたり、椅子を蹴られた時には私は上映終了後にそいつを出口手前で待ち構えてラリアットをかましてやりたいですわね。


基本は映画館で告知されているマナーさえ守ってもらえれば私は結構ですが、さらなる難しい線引きがございますわ。


例えば映画に行った人の中にはこんな愚痴を心の中に秘めている人たちがいるのです。


「予告編でも暗いときはスマホの明かり消して!」


「なんども座り直さないで!」


「たとえ小声でも話さないで!」


どれもありそうな内容ですわ。5人に1人くらいはこのうちのどれか1つくらいは心に秘めてそう。


これを厳しすぎるのではないか、または共感できた、なんて思った方もいらっしゃるとは思いますわ。

賛否両論分かれますが、これは配慮、マナーの話。マナーを徹底することは日本では良いこととされていますわ、しかしいささか行き過ぎたマナーは自分の身を滅ぼしかねないと思いますわ。


受け入れることもまた親切心であり、マナー。スマホの明かりは確かに明るいので、私も消してくださるとありがたいなと枚挙思っておりますが、強制はすることができませんわ。

そして、わざわざお願いすることは少々面倒。だけどだからこそ、あなたと同じ思いの人はきっといるはず。SNSで愚痴ったことが意外に世間にはやるかもしれない。


あなたが不快に感じることは、他人も不快に感じることのはず。勇気と匿名性を持って、行動すれば微微たるものでも世界を変えられるかと…私はそう思いますわ。


さて、皆様。映画館という夢の世界引いては皆様の好きな夢を壊さないために、少しの配慮。そして少しの愚痴を忘れずに。


あなたの親切心は決して村八分にされない。あなたの愚痴は決して共感されないわけじゃない。




それでは今日はこのくらいでおひらきにさせていただきますわ。あぁそうそう、最近私が見た映画はアベンジャーズ、エンドゲームとやらでしたわ。最初は物足りない感がありましたが、クライマックスは本当に鳥肌が立ちましたし、震えましたわ。

是非、一度映画館に足をお運びなすって!









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