きれいなもの
綺麗なものを作れたらいいな。と思う。
小学生の頃から料理が好きだった俺は中学に上がってから、味と見た目が綺麗なものがいいと思った。
美味しさは当然で、それに加えての美しさ。
料理以外でも、音楽や小説や美術の作品や、いろいろなものを綺麗なものにしたい。
俺の思う綺麗なものは、キラキラしてたり、新品とかそういうものじゃない。
心がこもっていて、愛されてるもの。
古着屋なんかは好きだ。古着の匂いとか、傷ついてる感じとか。
他には、昔から置いてあるぬいぐるみとか、3年目の携帯とか、ランドセルとか。
幼馴染みや、毎日一緒に居る友達まで。
綺麗なものと思う原因は、思い出かもしれないな、と思った。
今ではいい思い出のもの。
思い出したくもないもの。
たくさんあるけれど嫌なこともいいことも含めて、俺の大切な綺麗なものなんだ。