表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

『淡い時の名残』

掲載日:2026/01/31

とりあえず読んでみてください。



凍りついた

海の底に

ひとつの

砂時計が沈んでいる



氷は 気配の名をそっと忘れ

砂は 時の記憶を ゆるやかに手放す



砕けた月影は

凍りついた深みを

かすかな震えのように よぎってゆく



残響の途絶えたところ

閉ざされた波の余韻が

静かな軌跡を 描いている



声なきものは沈み

触れられぬものは ゆらめきながら

ただ 淡い光の余韻だけが そっと残る



時は 輪郭を失い

海は 境界の眠りを抱き

そっと 光だけが 静寂を照らしはじめる



その向こうに

淡い時の名残が漂い

遠い気配のように

静かに息づいている





読んでくださった方々、ありがとうございます。

ブクマ等の応援は、とても励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ