強がり
できる事すら疎かにして
どうしてできない事が
できる様になるって思えるんだろう?
よく分からなくてさ
芸術とか文学とか創造とか
理解したくて分かろうとしたんだけど
やっぱりよく分かんなくて
正直もうずっと頭打ちは感じてんだよ
特定の台詞の使い回しに
同じ様な主張の展開やオチのつけ方
後はなんだかんだ言いながら
綺麗にまとめて結ぼうとする小賢しさとか
どうにか抜け出したくて
どうにか打ち破りたくて
なのにいつまでも凝り固まったままでいる
そんな自分の器の小ささに
嫌気ばかりが増していって
これでも自分なりの理屈を
一応通しているつもりだからさ
そこは大事にしてきたつもりだから
奇をてらったハチャメチャや支離滅裂は
虚しくしぼんでいくだけだったし
まあこうやって
分からなかったから とか
それは違うから とか
ばかりじゃ
お前が好き好んでそこから出てこないだけじゃねえかって
言われても
仕方ない気もするんだけど
詰まりに詰まって僕が行き着いたのは
今 できる事を腐らずに続けていくって
学校の標語みたいな所だった
色々な特別に触れて 憧れて
それでも器じゃなかった僕にできる事は
できる事を続けていく事だけだったんだ
またそうやってキレイな風にまとめて 結果はどうなったんだよ
なんて
聞かれたところで知らないよ
まだ何も出ていないもん
もう終わっているのに僕が気付けないだけかもしれないけど
それなりの時間をかけてきて
胸の張れる結果なんて何一つ残せなくって
口にできる強がりがこんなんじゃ
余りに情けないけど
今の自分ができる事すら
やらないで 疎かにして
どうして一足二足飛びに
できない事ができる様になると思えるのだろう
こんな捨て台詞にも似た強がりが
今の僕の精一杯




