表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

強がり

作者: 朝焼 悠
掲載日:2020/08/21

できる事すら疎かにして

どうしてできない事が

できる様になるって思えるんだろう?


よく分からなくてさ

芸術とか文学とか創造とか

理解したくて分かろうとしたんだけど

やっぱりよく分かんなくて


正直もうずっと頭打ちは感じてんだよ

特定の台詞の使い回しに

同じ様な主張の展開やオチのつけ方

後はなんだかんだ言いながら

綺麗にまとめて結ぼうとする小賢しさとか


どうにか抜け出したくて

どうにか打ち破りたくて

なのにいつまでも凝り固まったままでいる

そんな自分の器の小ささに

嫌気ばかりが増していって


これでも自分なりの理屈を

一応通しているつもりだからさ

そこは大事にしてきたつもりだから

奇をてらったハチャメチャや支離滅裂は

虚しくしぼんでいくだけだったし


まあこうやって

分からなかったから とか

それは違うから とか

ばかりじゃ

お前が好き好んでそこから出てこないだけじゃねえかって

言われても

仕方ない気もするんだけど


詰まりに詰まって僕が行き着いたのは

今 できる事を腐らずに続けていくって

学校の標語みたいな所だった

色々な特別に触れて 憧れて

それでも器じゃなかった僕にできる事は

できる事を続けていく事だけだったんだ


またそうやってキレイな風にまとめて 結果はどうなったんだよ

なんて

聞かれたところで知らないよ

まだ何も出ていないもん

もう終わっているのに僕が気付けないだけかもしれないけど


それなりの時間をかけてきて

胸の張れる結果なんて何一つ残せなくって

口にできる強がりがこんなんじゃ

余りに情けないけど


今の自分ができる事すら

やらないで 疎かにして

どうして一足二足飛びに

できない事ができる様になると思えるのだろう


こんな捨て台詞にも似た強がりが

今の僕の精一杯

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ