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夢うつつ「全力疾走」

作者: 零枝

ねぇ、あなた

走って横切る私を

どうして

助けてはくれないの?

お願い きづいて お願い



声にならない心の叫びは

どうにもならず

でも、本能で死にたくないと叫ぶ


相手と私


スレチガウ


シッテナオ シラヌフリ


薄暗い森の中を

走って逃げている

恐ろしい何かが近づいてくる

捕まりたくない

森の更にずっと奥へ 上へ

前だけを見つめる


森の頂上にたどり着くと

先はない 崖だ



落ちていくなか

流れる逆さの景色をみて

そこでこれは夢なんだと気づいた

しかし気づいたところで

現実とそう変わらない


私はまだ地をしらない

しらない身体は朝をしる


長い夜

浅い眠りに

ユメヲミル

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