～ここまでの登場人物紹介～ネタバレ有り。
◎魔王・無動幻真。
種族：不明。
職業：魔王、教師、そして父。
身長：１８５ｃｍ、脱ぐとすごい。
ＨＰ：＊＊＊（表示不可） ＭＰ：？？？（測定不能）
力：気分次第。
魔力：制限なし。
体力：∞
速さ：状況によって。
賢さ：運で変動。
魅力：大人の男、眼鏡を外すとセクシー、普段は優しい先生。
称号：【魔王】【夜の魔王】【エロ大魔王】【ハーレム王】【奴隷王】【娼館王】【オーク神】【ゴブリン神】【淫魔の盟主】【女の救世主】【子供の味方】【輪廻の守人】【冥府の執行者】他多数。
特技：生活――風邪をひかない、編み物、料理、掃除。
戦闘――武器全般、武術全般、魔法全般。
生産――人形遣い、人形制作、農業、裁縫、他多数。
他――四十八手、緊縛、調教、戦略、諜報、政治経済、介護士、心理療法士、
他多数を長すぎる人生の暇に飽かして習得している。
解説：不死の王と目されるが死の属性ですらないため不滅者と呼ばれ、人の形をしたシステムと言われることもある。旧世界の頃から生きているらしいがその正体は謎に包まれている。ちなみに人間名は人の街で暮らすための偽名であり、本名は別にある、本当に謎多き人物。
世間一般からの認知は、あんまり関わりたくない人。しかし違法奴隷を助け、娼婦を守り、子供を拾い、更には誤解されることが多い種族を保護している人格者、妻との夜の生活では情熱的――普段は非常に魔王らしくないが、このときばかりはとても魔王らしい。
魔王になる前からハーレムを作っていてそこで彼の妻たちと静かな余生を過ごしている、と一見善人に見えるが、相手によっては一族郎党皆殺し、正義であろうと悪であろうと嗤って喧嘩を売り国崩し、虐殺サイコホラーな拷問までする魔王らしい一面もあるらしい。
でも一番非常識なのは、その攻略条件である。
◎魔王の妻・ポムグレーナ。
種族：人族。
職業：農家、官能小説家、母親。
身長１７３ｃｍ、Ｂ１０２、Ｗ６０、Ｈ９１。
ＨＰ：１１０９３ ＭＰ：６６６。
力：∞
魔力：最近、夫に向け女の魔力《色香》を意図的に使えるようになった。
体力：毎晩応じられるけど朝までは……や……やめないで！
速さ：夫を迎えるときだけ可愛い→音速を超える。
賢さ：やや天然。母親の顔をしている時はしっかり。何か没頭すると明日以降の事が考えられなくなる。
魅力：爆乳、人妻、新妻。
称号：【元聖女】【元勇者】【聖母】【魔王の妃】
特技：生活――料理、洗濯、お掃除、お菓子作り、夫を愛すること、娘を愛すること。
戦闘――確殺殴打、武器破壊、防具破壊、自然破壊。
生産――農業、生薬、官能小説の執筆。
解説：紆余曲折合った魔王の元妃、が、再婚したため返り咲いた。女性も憧れる凛とした女性で物腰は嫋やか、優しさと包容力に溢れている。そして表名義で少女に人気の恋愛小説家をしている。
変装時は蜂蜜色の金髪の粗野な女、素では月明かりのよう神秘的な銀髪。現役で勇者をしていた頃は風を感じる青色だったが、無理が祟って死に掛けた際に魔王と魂を結び眷属化し生き永らえる――その時に半聖霊化、今の色になり人間に戻った後も後遺症でそのままになってしまった。
その頃は貞淑にして厳格、絵に描いた様な純真な聖女だったが、後宮で他の妃たちと魔王の人並み外れた性生活を目撃、形だけでＨなしの筈だった自身も後に本当の妃になり、見事官能の世界に目覚める。
わけあって魔王城を卒業し娘を出産後、動くに動けない時期に世間の魔王への誤解を解こうと妃たちの心温まる日々を執筆――物語を閉じる語り部となる筈が……。
裏でコアな人気を持つ官能小説家としても爆誕し、それまでの割とハードで過酷な不幸と苦労を吹き飛ばすような生活を送っている、ちょっと残念な人である。
尚、偽装ステータスは彼女の願望が反映されている為、身長やスリーサイズが違う。戦闘では主に剣や槍を使うが、それは拳で殴ると周囲が酷いこと（血と肉）になる為、固定ダメージの武装である。
◎魔王と勇者の娘・ざくろ。
種族：？？？（判別不明）
職業：学生、魔法使い。
身長１４２ｃｍ、Ｂ（教えないよ？）Ｗ（知りたい？）Ｈ。
ＨＰ：１１０４ ＭＰ：（測定不能）
力：喧嘩で男の子に勝つよ？
魔力：∞
体力：夜更かしできるよ？
速さ：お母さんからは逃げられないよ？
賢さ：悪いことはしないよ？
魅力：将来お母さんみたいになるんだからね？ 絶対お父さんを泣かせてやる。
称号：【プチ女王】【魔界の姫】
特技：生活――家事全般。浮遊。
戦闘――魔法全般。
生産――その辺の子供以上、母親未満。
解説：魔王と元勇者の娘。種族が不明なのは父親の所為である、神にも悪魔にも人にもなれる女の子。
母親の創作物の影響でクールでダークなお父さんだと思っていて、最初は先生をまさかお父さんだと思わず「結婚するなら先生みたいな人がいい」と母に話してしまった。その後、父親の実態を詳しく聞き、「あれ？ ひょっとして？」と思い【ステータス鑑定】を使った。そこで本来魔王の偽装は彼女のレベルで看破できないのだが魔力が壊れている為それを無視――色々な真実に気付いた。
なのでほぼ最初から、お父さんが物語の中だけでなく、本当にエロい事も、本当にえらいことも知っている。
しかし親子として接してみて、話に聞いた以上に子煩悩でふわふわ、優しくて子供心も分かるお父さんなので、嬉しかったのだがそこはまだ内緒――本当は自分を誤魔化している部分もあるけど、父親への甘え方が分らなくて困っている部分もある。
だが、それを超越して魔王が甘やかして来るので――今が一番幸せ。
そして、これでも魔王さんちで一番の常識人。
―－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ここからは偽装ステータスです。
（偽）グレナディーン。
（偽）種族：人族。
（偽）職業：農家、女戦士、母親。
（偽）身長１６８ｃｍ、Ｂ１００、Ｗ５９、Ｈ８９。
（偽）ＨＰ：１０８７ ＭＰ：１９３
（偽）力：前衛職として人類で最高峰。
（偽）魔力：低め。生活魔法が使えるくらい。
（偽）体力：最近腰に来るようになった。
（偽）速さ：超人的ではあるが人を辞めてはいない。
（偽）賢さ：家計簿をしっかり付けられる。
（偽）魅力：未亡人。
（偽）称号：【近所で評判の人妻ママ】。
（偽）特技：生活――料理、掃除、洗濯、お菓子作り。
戦闘――武器と装備で殴る、蹴る、投げる
生産――農業。
解説：かつて勇者パーティーに加わり魔界の案内人を務めた。交流都市には半年ほど前に移住、そこで家と土地を買い、農家をしながら子育てをし娘が自立する頃には家をそのまま孤児院にし、親を亡くした子供たちを引き取ろうとしていた。
◎（偽）シロップ。
（偽）種族：人族。
（偽）職業：学生。
（偽）身長１４２ｃｍ、Ｂ（秘密！）Ｗ（内緒！）Ｈ（変態！）
（偽）ＨＰ：１００ ＭＰ：９９９９
（偽）力：お母さんみたいじゃありません。
（偽）魔力：人類最強？
（偽）体力：か弱いよ？
（偽）速さ：普通だよ？
（偽）賢さ：悪いことはしないよ？
（偽）魅力：このままで十分でしょ？
（偽）称号：【いい子】
（偽）特技：生活――お手伝い、家事全般。
戦闘――魔法全部。
生産――魔道具初級。
解説：元勇者パーティーの魔法使い。戦闘時はどこからともなく現れる、正体不明の魔法界の麒麟児。17歳の美少女、しかしてその実態は――お母さんの隣に居るちびっ子魔女。その正体を仲間はみんな知っているが知らない振りをしている。
