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成露草 番外編  作者: 成露 草
コラボ作品
8/9

文章にもならない超短編 Ⅱ

長めだったので一つですが、載せます(^-^)

《もしも童話・昔話のキャラクターになったら》




籠目の場合


『シンデレラ』のシンデレラ

継母と義姉達に苛められる。

が、家事を完璧にこなした上に美味しい料理を食べさせて胃袋ゲット。

家族に甘い性格の所為で継母達を甘やかし、いつの間にか心までゲット。

魔法使いに家族全員分のドレスを用意させ、皆で仲良くパーティーに出陣。

継母の再婚相手から義姉達の結婚相手まで見繕ってゴールインまで面倒を見る。

本人は王子に結婚を申し込まれるが、お付き合いのみする。

それも城の書庫を読み漁ったのちお別れ。

魔法使いを何だかんだで巻き込んで世界中の書庫を廻る旅に出発。

城に居た時に作っておいた人脈を駆使して他国の城の書庫にも潜入。

十年後ぐらいには世界一の智者になり、魔法も習得してるかも?


籠目は誰かの助けを求めるヒロイン体質ではないので……。

「泣きわめいて助けを求めるのは性に合わないのよね」





ダークの場合


『桃太郎』の桃太郎

お爺さん、お婆さんに言われ鬼退治に出発。

一応恩は返す。

途中で犬猿雉に会うが、スルー。

単身で鬼退治に挑戦。

余裕でフルボッコ。

鬼達になぜか「兄貴!」と慕われる。

下っ端の鬼を使って、お爺さんとお婆さんに宝物を郵送。

恩は感じているが、特別愛着はないので帰る気はなし。

結局鬼ヶ島に住みつき鬼のボスとして君臨。

少し残しておいた宝物を軍資金に会社経営を始める。

鬼ヶ島を中心に鬼世界に産業革命が!

後世に名を残す鬼の王になる。


ダークはどこの世界でもそのカリスマ性で何とかなると思います。

「別に王になる気はなかったんだがな」





クラッドの場合


『白雪姫』の魔法の鏡

嘘を吐く理由もないので素直に王妃の質問に答える。

余りにあけすけな言葉に王妃虚脱。

一日経って復活した王妃が再び同じ質問。

同じ質問をするなんてアルツハイマー? 的な事もプラスして王妃の美しさ全否定。

王妃、廃人化。

白雪姫が無事、女王に就任。

王妃のお陰かは不明だが図太く育った白雪姫。

いつの間にか悪友的な仲に。

画期的な案を大量に出す鏡と図太く実行力のある白雪姫の最強タッグ。

いつの間にか、小国から強国に進化。

伝説のタッグとして歴史に名を残す。


クラッドは気に入った相手になら全力を尽くすのです。

「自らの分を弁えない者が嫌いなだけです」





ルルーシュの場合


『ウサギとカメ』のカメ

ウサギに駆けっこに誘われ、一週間の期限を要求。

スタートからゴールまでの最短距離を調べる。

それでも自らの脚では勝てないと判断。

最短距離とウサギが通る可能性の高いコース中に罠を配置。

一週間後、勝負。

が、スタートする前にウサギに勝った方が負けた方を従わせることにしようと持ちかける。

用意済みの念書にサインもする。

改めてスタート。

距離はあるが罠のないコースを出来るだけ早く走る。

昼寝をすることもなく一時間ほどでゴール。

四時間後、ぼろぼろになったウサギもゴール。

やりすぎたか、と思いながらも悔いはなし。

翌日からウサギを下僕として酷使する。

が、何だかんだでウサギに好かれ、一年後ぐらいには「師匠!」と呼ばれるように。


ルルーシュは過剰だろうが何だろうが、完璧に勝つためにはどんなこともします。

「戦略的勝利ですが何か?」





紫信の場合


『人魚姫』の魔女

人間になりたいという人魚姫に薬を売る。

売るついでに話を聞く。

余りに勢い任せな理由に軽くお説教。

けれども本当に王子の事が好きな人魚姫に協力することに。

人間社会で十分やっていけるだけの知識と貴族のマナーを完璧に身に着けさせる。

ついでに金銭面も補助。

人魚姫に親友判定される。

暫くして、人魚姫の姉達が訪ねてくる。

話を聞き、すぐに人魚姫のもとへ。

本気でお説教。

王子に本当のことを話す。

めでたく結婚。

人魚姫の仲人を務めるはめに。

その後、何故か王国専任魔法使いの座に就く。


紫信さんはこのサイトの良心的存在です。

「いや、一度係わったら最後まで面倒を見なきゃダメかなって思って」





彼方の場合


『オオカミ少年』のオオカミ少年

牧場でのんびりしているかと思えば杖片手に勉強。

知識を生かして、実験的に牧場に高性能の囲いを建設。

村人にも無償で知識を共有。

その変わに、更に新型の囲いとより良い餌を開発。

狼登場。

が、囲いは電流が流れるまでに進化済み。

即退場。

よい餌のお陰で羊毛はブランド化。

羊毛の下処理方法も高性能化し、工場に発展。

城下町より先に田舎で産業革命勃発。

その技術が見込まれ、城に上がる。

史上最年少宰相となる。


彼方は一を聞けば十を知る少年です。

「才能ではなくて努力の結果です」

超短編で書いて欲しいネタが何かございましたら

こちらの感想か、ホームページの更新通牒・コメント欄、又は読後感に載せてやってください!

もしもシリーズでも、超短編でも、オッケーです。


または、下記の一覧から特に読みたいものを選んでくださったら嬉しいです。

選んでいただければ優先的に書きたいと思います(*^-^*)


1.超短編「男性陣会談」

2.もしも「性別逆転」

3.もしも「幼児化(心身ともに)したら?」

4.超短編「トランプ対決。イカサマは有りですが、何か?」

5.もしも「苦手な物に遭遇したら?」


気に入ったのがあれば嬉しいです。


念のために言っておくと

成露はノリと勢いで超短編を書いているので

上記とは全然関係ない話も入ったりしますが悪しからず(^-^;)

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