雨が降る中、想いを告げる [二百文字]
200文字小説のサイトがあると思いますが、
あれは小説じゃないとだめなのでしょうか?
詩ではだめなのでしょうか?
この作品はそれを試す作品であり、知っている人がいたら教えてください。
「あなたのことが好きです」
帰りがけのあなたに私は言った。
あの時は雨が降っていたけど、
私の気持ちを表していたのかな?
あなたは振り向きざまに「お前誰だよ?」と吐き捨てる。
同じクラスなのに、あなたをずっと見てきたのに…。
―――そんな思いが私を貫く。
なんでだろう?
ただ嫌いならそう言って欲しかった。
誰なんて曖昧な表現ではなく…。
寂しく思えた。
けれど私は今でもはっきり言える。
「あなたのことが好きです」と―――
好きなものは好きなんです^^