12/21 ナッくんのように
ナッくんのように◯◯
これで面白い表現は作れないものか、やってみる。
・ナッくんのように白い
当たり前だが、使えないことはない。
ただ、本来ならナッくんのことを『◯◯のように白い』と表現すべきであろう。
しかしナッくんが何のように白いかと問われると、「独特な白さだ」と答える他ない。うーん……。
・ナッくんのようにかわいい
これは飼い主の主観であろう。
誰かに言ったら「うちの子のほうがかわいいから」と言われそうである。
・ナッくんのようにアホ
当たり前すぎて使えない。
・ナッくんのようにミルクが好き
使える。
ただし『カブトムシのように樹液が好き』のほうが汎用性がある。
・ナッくんのように神出鬼没
飼い主にとってはとっても説得力のある比喩だが、知らないひとにはわけがわからないであろう。
・ナッくんのように地球
意味がわからない。
・ナッくんのようにクリーミィ
これも飼い主にしかわからない。
比喩表現とはなるべく遠いもの同士をかけ合わせるのが良いとされている。
『ナッくんのように白い』では近すぎるというか当たり前だし、『ナッくんのように地球』では遠すぎて意味がわからない。
では、これでどうだろう?
・ナッくんのように長くて白いうどん
結局──
全部だめだった。





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