表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
722/759

8/1 ナッくんを無視してみた

 仕事から帰った。


 部屋に入る前から決めていた。


 ナッくんを徹底的に無視してみよう、と。





 私が帰宅した時、ナッくんの反応は大きく分けて二通りだ。


1、待ってましたとばかりに飛び出てきて、ミルクをねだる


2、寝てる


 今日は少し違った。

 私が部屋に入るとのそのそ出てきて、ウロウロしはじめた。


 ミルクをねだってこようが何をしようが、ナッくんのことなど見えてないように無視しよう。そう思っていると──


 ナッくんも私のことを無視して、私が置いた荷物のチェックをはじめた。


 なかなか私のほうを見ない。


 クッ……! 私のほうが無視されている!



 そう思っているとようやく近づいてきた。


 私は無視して天丼を食べはじめる。


 天丼を持つ私の左肘をペロペロ舐めてきた。


 クスクス笑いそうになるのを噛み殺しながら、無視して天丼を食べ続ける私。


 シャツの中へ入り込み、脇腹をペロペロ舐めてきた。くすぐったい!


 なんとか耐えた。無視し続けた。


 大人しくなった。


 左側にくっついているのは感じる。


 見ると、私の左側にぴとっとくっついて、へそ天でじーっとこっちを見つめていた。





 たまらずミルクを作らされた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ほとんどヒモだなw
ナックんには負けますねw (*´Д`) ヤバイ可愛い。
やはり、ナッくんは可愛い♪、そして、お世話するここみ様も可愛い♪(ꈍᴗꈍ人)<はぁ〜尊い〜♡ ……ナッくんの舌の感触は、猫みたいなザラザラ?犬みたいなツルリン?(◍•ᴗ•◍)<気になりました!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ