表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2025年 6月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

693/767

6/1 ナッくんが私を信頼しすぎる

 仕事でしばらく出ていて、炊飯器の中のごはんがヨレヨレになっていた。


 すぐ仕事に持って出るけど、最近お弁当が傷むのが早くなってきている。


「よし、炒飯にしよう」




 炒飯を作っていると、居間からナッくんがのそのそとやって来た。


 ふと見ると私の足にべったりくっついて寝そべっている。


 怖くないのだろうか……。


 ナッくんは今まで4回ぐらい、私に踏まれている。


 試しに足を上げて、うりうりと踏む真似をしてみると、ごろんと仰向けになって、足にじゃれつきはじめた。


「もー……。ナッくん、私を信頼しすぎ!」


 しかしすぐに気づいた。


 ナッくんがじゃれついているのは、私の、左足だ。


 ナッくんは左足に対しては甘えるが、右足に対しては攻撃的だ。


 試しに右足で踏む真似をしてみた。


 ビビったように起き上がると、後ろ向きに凄いスピードで逃げていった。




 覚えてないけど──


 もしかしたら──


 今まですべて、ナッくんを踏み潰していたのは右足だったかもしれない。


 



 それで左足のことは怖がらないのか……。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
> 今まですべて、ナッくんを踏み潰していたのは右足だったかもしれない。  それが敵対原因w
お馬鹿な子ほど可愛い もしかしてドM? ┐(´д`)┌ヤレヤレ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ