表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2025年 4月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

659/763

4/15 死霊のはわたら

 ナッくんが私のベッドの上で遊んでいる。


「ナッくん、これ舐めとってー」


 そう言いながら、お皿に毛玉除去剤を入れた。

 フェレットは腸が細いので、毛づくろいをした毛が玉になって腸に溜まると深刻なことになる。

 ゆえに定期的にこの毛玉除去剤を舐めさせているのだ。

 甘い味がついてるらしく、ナッくんもおやつとして大好きだ。

 いつも私がお皿に入れる前から気配を察してやって来る……のに。



 ナッくんが、やって来ない。


 ベッドの上で、びっくりしたように、一点を見つめて、時が止まったように、固まっている。


 私の背後のあたりをじーっと見つめている。


 おそるおそる振り向いた。何もない……。


 ふと見ると、ナッくんもいなかった。


 おやつに気がついて動いたのかな? と思いきや、ベッドの頭のほうでゴソゴソと音がした。寝床に入ったようだ。


 おやつどころじゃないから、寝床に逃げ込んだの……?


 何が見えてたの? なっきゅん……(´;ω;`)





 死霊の──


 はわはわ……


 たらら……




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
> 私の背後のあたりをじーっと見つめている。  悪い物を憑けてきたか・・・。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ