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ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2025年 1月

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1/31 お……おれ、なんかしたか?

 ナッくんが仕事から帰った私の荷物をチェックしている。


 私のすぐ横で、リュックを開け、中に入り込む。

 ジャンパーのポケットに頭を突っ込んで、何も入ってないのを怪訝そうにして、もう一度入り込む。



 あ、そうだ。毛玉除去剤舐めさせとかなきゃ。



 フェレットは胃腸が細いので、毛づくろいして毛玉が体内に溜まると深刻なことになる。

 なので定期的に毛玉除去剤を与えている。


 甘い味がついているらしく、おやつとしてナッくんも大好きだ。



 いつもならおやつ箱を開ける気配を察しただけでいそいそとやって来る。


 荷物チェックに忙しいようだ。

 すぐ横にいるのにおやつ箱を開けても反応なし。



 いつもならお皿にそれを入れただけで匂いを嗅ぎつけてやって来る。


 やって来ない。

 よほど夢中なようだ。



 無言で私が手を伸ばすと、『えっ?』みたいな表情をして固まった。

 胸の下に手を入れ、持ち上げると、いつもならぐにゃんとなるところ、緊張しているのかそのまんまの姿勢で持ち上がった。


『えっ? えっ……? お、おれ……、なんかしたか?』


 そんな表情で固まってる。



 お皿の傍にぽんと置いてあげると、『あっ! おやつか!』みたいに嬉しそうにペロペロしはじめた。




 緊張してるナッくん、かわいかったぁ……(*´艸`*)




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