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ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2024年 12月

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12/9 ナッくんが喋った!

 私がお風呂を洗っていると──


 後ろからナッくんが追いかけてきた!


 なんかめっちゃ興奮してる!


 ピョンピョン跳ねながら駆けてきた!




 浴室の前に、百均で買ったアルミの小さいクーラーバッグが落ちていた。


 なぜそんなところにあったのかは考えるまでもない。


 シーズン的に不要になったので、ナッくんの好きにさせてあげたら、あっちこっちに咥えて運んでいるのだ。


 そのクーラーバッグに、はしゃぐナッくんの前脚が、乗った。




 ズルッ!




 滑ったナッくんが声を出した。




「うわアッ!」





 確かに、喋った……。


「喋った」というには、言葉というよりびっくりして叫び声をあげただけともいえるが──


 少なくとも私は「うわアッ!」と鳴くフェレットなんて聞いたことがない。


 ナッくんは「うわアッ!」と喋れる珍しいフェレットなのかもしれない。





 もちろん、私がフローリングの床とクーラーバッグのこすれる音を聞き違えたという可能性は捨てきれない。





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― 新着の感想 ―
あはははは、これはすごいです(´艸`*) フェレットの鳴き声って絶対こんな風には聞こえませんし。 さすがナッくん! 研究機関に狙われないように気を付けて(;゜Д゜)
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