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ナッくん日記【フェレットとの生活】  作者: しいな ここみ
2024年 10月

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10/23 呼んでみただけ

 先日、仕事が早く終わったので、一旦アパートの部屋に帰り、ナッくんと遊んでから病院へ行くことにした。


 病院の午後の診察まで時間があったので、ナッくんを思う存分触り、ミルクをあげると、疲れたのか、ナッくんはどこかに入り込んで寝てしまった。


 時間調整して、そろそろ出掛ける時間となった。


 ナッくんはぐっすり寝ているようだ。

 

 私の口が勝手に、歌うように動いた。


「ナッくん、ナッくん♪」


 ここかな? と思い、ベッドの頭と壁のあいだを覗いてみた。


 寝ていたナッくんが顔を起こし、『なんだよ?』みたいな表情でこっちを見ていた。


「あ……、やっぱりここだったんだ? ごめんごめん、呼んでみただけだから」


 私がそう言っても、何かを期待するようにのそのそと動きだした。


「ごめん! 呼んでみただけだから! 寝とき!」


 遂には私の前にやって来て、目を輝かせた。


『なんで呼んだんだ? なぁ、なんでだ?』


 ミルクはさっきあげたばっかりだ。

 しかも今日、もう二杯あげている。


 少量ながら三杯めをあげるしかなかった。


「飼い主、甘いよね〜」と言いながら。




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― 新着の感想 ―
まあ、仕方ないですよね(^_-)-☆
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